ロードバイクやサイクリング×一眼レフというのはとっても楽しい組み合わせです。
しかし、ガチで走るようになるとカメラ持つのも重いし、なんだか邪魔くさくてスマホでいいやってことになりがちですが、今回は、一眼レフや写真の楽しみ方ということで記事を書いてみます^^
サイクリングでカメラを楽しむ!カメラの選び方や持ち運びの工夫
前回コンパクトカメラの記事を書いているので、コンパクトカメラではなく、一眼レフなど本格的な写真撮影について書いていきます。
サイクリングとカメラの趣味の相性は異常!
さて、早速ですけど予算に応じてオススメカメラが異なります。また、カメラに対するガチンコ度でも異なってきます。
私はカメラガチ勢だったことがあるので、その時はクロスバイクで、一眼レフカメラとレンズ3本、場合によっては三脚まで持ち運んでいました(^^; いまはめっきりやらなくなりましたけどね。
ということでカメラガチ勢にお勧めのスタイルと装備の紹介です。
クロスバイク×カメラ用ウェストバック(もしくはカメラリュック)×フラットペダル
私は「クロスバイク×カメラ用ウェストバック」というスタイルで、写真重視で自転車旅行をしていました。良い風景があったら、ちょっと自転車をとめて、そのまま歩いて良いポイントでシャッターを切る、あくまで写真がメイン的な自転車旅行スタイルです。
こんな使い方には、モンベルのカメラ用ウェストバックはとても使い勝手が良くお勧めです。(私は壊れるまで何年も使って、同じものをまた買いました)↓既に販売中止になっていますね・・・
670gと少し重めですが、しっかりとしたクッションが確保されていること、レインカバーが収納されていること、底部に三脚を取り付けられること、一眼レフとレンズ2~3本が入ること、と必要十分な性能です。
逆にこれでも満載にするとかなり腰に負担がかかるので、これより大きなものは不要でしょう。
ロードバイク×一眼レフカメラをたすき掛け
ロードバイクで一眼レフをぶら下げて走るスタイル。絶対に転ばない(転べない)スタイル。
カメラをたすき掛けにして、チェストに回せるストラップがあるとベター。カメラがぶらぶらしないので安定します。防水もかねて、商品がちょうどいい商品がモンベルから出ています。
また、カメラをたすき掛けにした時に、ズレない為のストラップもあります。こちらの方がスマートですね。
追加のレンズをフロントバッグなどに収納する手もありますが、正直に言うとあまりお勧めしません。最近の超音波モータのレンズは、振動に弱く、故障することがあります(キャノンのEF50mmF1.4USMで同じ症例を何回か見ています→フィルム時代のレンズの話なので今は大丈夫になってるかも)。
ですので、レンズへの振動をいなすために、体につけて保持したほうが良いでしょう。
私はジャージのポケット、もしくはカバンに予備のレンズを入れてます。
あと軽量な一眼レフなら、CCPのライクラサコッシュに入れるのも、首から下げるより軽量に感じられる。
このサコッシュについては、こちらの記事で紹介しています。
ロードバイク×カメラリュック
ロードとカメラ、両方ガチ勢がとるのはこのスタイル。カメラ用のリュックも良いのですが、背中が蒸れるしあんまりかなぁと思います。
ということで、ドイターのような背中が蒸れないバックパックにカメラ用のインナーバックを入れるのが良いかと。
こういうインナーバックを必要なだけリュックに入れるという手は良いです。トートバックなどにも入れたりできるので、リュック以外にも活用できて便利。カメラガチ勢は買って損することはないアイテムです^^
カメラリュックで言うと、有名なカメラ用ブランドの物は非常に高価ですが、amazonオリジナルのカメラリュックはとても安く購入することが出来ます。このamazonのリュックはかなり良くできているのでこの価格で買えることに驚きです!但し、12リットルのモデルでも、メチャクチャ容量が大きいので、満載にすると重くて登坂がきついです(^^; 画像を見てもらえれば分かりますが、望遠レンズ付きの一眼レフと、レンズ4本くらい入ります。→amazonのオリジナルリュックはいつの間にか販売が無くなっていました。
私は、ノートPCと一眼レフとレンズ二本もってロードで走ると明らかに坂がきつくなるので、良いトレーニングになりますが、長距離は頑張って走りたくない感じです(^^;
カメラ×ロードバイクには、かなり良いスリングバッグ×滑り止めストラップ
走りがメインでなく、カメラメインのゆるめの走りならスリングバッグがかなり良いです(そもそも一眼レフを持って全力走行しないと思いますけど)。私は購入したパタゴニアのスリングバックに自作ストラップを付けて、走行中にズレないようにしています。渋峠や160kmのロングライドもこのスリングバッグとミラーレスカメラで走って、大きな不満は無いので気に入っています。※2024年1月時点ではこれに落ち着いています
ズレ防止のストラップを作らないなら、安定感が下がるので、ゆるポタ向けくらいの感じになります。
フルサイズ一眼レフだと少し出し入れがしづらいので、APSの一眼やミラーレスならより快適。現在ミラーレスカメラと合わせてとても快適に使用しています。
今オススメのフルサイズ一眼レフカメラは NIKON D750!
フルサイズ一眼レフで、オススメなのは断然NIKONのD750!フルサイズなのに、ボディのみなら12万円くらいで手に入ります(※価格は2018~2019年ごろの話です。とはいえD750の性能は2024年でも十分。ただ、高額で買うくらいなら最新のミラーレスの方が使いやすくベター)。型落ちのようになっていますが、2000万画素以上あって、性能なども必要十分すぎます!正直これ以上の性能は、プロとして仕事をする場合でもそんなに必要ないです(^^;
D850などの超高性能機は持っていても重いので、ロードバイクのような趣味で持ち運びたいとは思いません(そんな撮影はクルマで行きます)。
レンズも高画質な24-70mm f2.8などは写りが良くても重すぎる(1kg以上あります)ので、私は持ちたくないですね。
それよりも、24-85mmF3.5-4.5(460g)の軽量な標準ズーム一本だけ。もしくは折角の一眼レフなので、写り重視で単焦点レンズを1~2本持っていくほうが好きです。スマホと違ってボケが出来るのが一眼レフ×単焦点レンズの良いところ。
おすすめの設定は、いわゆる親指AFってやつ。
AELボタンでAFを作動して、シャッターはAF機能をOFF。そして、3Dトラッキングモードにすること。
これで一回被写体にAFをロックオンすれば、AFエリア内ならどこでも自転車を追い続けることが出来ます(笑)
単焦点のお気に入りはNIKONだと28mm f1.8G ED (330g) です。軽量で抜群の写りをします。28mmは風景を撮るのに向いていて、望遠気味にしたいときはAPS-Cにクロップして42mm相当で撮れます。
あとAF-S NIKKOR 85mmF1.8G(350g)も安くて写りが良いのでおススメ。人やバイクを超カッコよく撮りたいならこのレンズ。
軽くてコンパクトなのが良いなら、35mmF2D(205g)や50mmF1.8G(185g)、もしくは50mmf1.4G(280g) あたりも良いでしょう!
また人が走っているところを撮るのであれば、最新のAF-P70-300mmF4.5-5.6E ED レンズ(680g)は、ピントのスピードが異常に速いのでお勧めです(マジでびっくりします!)。
軽量で気軽な標準ズームレンズが良ければ、AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRが460gで手振れ補正もついているので良いでしょう。
NIKONのカメラは、アウトレットショップが楽天にあるので、そちらで買うととってもお買い得です。
【超おすすめ!】楽天のNIKONダイレクトでアウトレットで価格.comより安くNIKONが買えます!
NIKON Z50 最新ミラーレスAPSモデルもキットレンズの写りが良い
フルサイズではありませんが、APSなら、軽量で最新ミラーレスのZ50がレンズの写りが良く、おススメできます。(というかニコンはフルサイズミラーレス用の軽量レンズが充実していません→フルサイズミラーレスならα7cが軽くて良いでしょう)
バッテリー&カードを含めて450g、それに135gの標準ズームをつけて合計585gと超軽量!EOSKISSなどの軽量一眼レフ(レンズ込665g)より、グッと軽量コンパクトになります。
レンズ自体も超コンパクトです。そして驚きのレンズのMTF!周辺画質までしっかりしていて、135gのキットレンズとは思えません!
めちゃくちゃ写りが良いことが分かるフォトヨドバシのレビュー
買うなら楽天のニコン・アウトレットショップが激安です!
【訳ありアウトレット】ニコン Z 50 16-50VR レンズキットが¥95,000
NIKON D780は瞳AFが使える!
最近売り上げが芳しくないという噂を聞くNIKONですが、新たにD780が発表され、瞳AFが一眼レフでも使えるようになり、また、ミラーレスのZシリーズに移行を考えたとしても、一眼レフのレンズと相性が良い(アダプターをちゃんとNIKONで作っているので互換性が非常に高い)のでお勧めです。
といはいえD780は、出たばっかりなのでまだまだ高いですね(^^;
高級機のD850の出来が非常に良いのもNIKONを薦める理由の一つ。
最近のキヤノンはちょっとパッとしません。( EOS 5D mark IIIくらいまではキヤノンの方が色味など含めて、良いと思っていましたけど・・・)
軽量一眼レフなら、キャノンのEOS KISSか、ニコンのD3400がおススメ
一方で、軽量なAPS一眼レフならキャノンがおススメです。
EOS KISSシリーズはボディとレンズセットで超軽量に仕上げることが出来ます。
軽量コンパクトな一眼レフが良いなら、型落ちのEOS KISS X10 で十分。 ボディが僅か450g(バッテリーとカード込み) レンズキットのレンズは215gなので、合計で665gと超軽量です。
ミラーレスもコンパクトになるのでいいでしょう。本体が356g、レンズが130g、合計486gです。
あとNIKONのD3400もめちゃくちゃ安いですね。ナニコレ??下手な高級コンパクトより安いですね。もうこれでいいんじゃないでしょうか。調べてみると軽いですね カードバッテリー込みで445g!レンズは205gで合計650g!手振れ補正もついて、写りも良い感じですね。
このクラスのカメラは、NIKONでもCANONでも正直どちらでも良いと思います。しいて言うなら説明書を読まない人はCANON、ちゃんと読む人はNIKONって感じです。NIKONは真面目に作って、PRが下手という部分があるので、カスタムするとすごく使いやすくなるのに標準だと微妙に使いづらいということが往々にしてあります(^^; キヤノンは基本的に初めから使いやすいことが多いです。そしてオートの露出も優秀。
フルサイズのミラーレスならα7cが軽量で良い!
αのミラーレスは使ったことが無いのですが、α7cは軽量になっていて良いです。αの瞳AFは非常に優秀ですし^^
ボディが424g。一番軽いレンズ35mmf2.8が120g。合計550g位でフルサイズのカメラを持つことができます!ズームレンズでも28-60mm F4-5.6が162g。折角のフルサイズなのでボケを活かすために、50mmf1.8(186g)と28mmf2(200g)を持つのも楽しそうです。
まとめ:自転車×一眼レフの趣味も悪くないよ
スマホもiphone11になると本当に凄いカメラ性能ですが、やはり、一眼レフは違います。特にフルサイズ一眼レフ。
フルサイズに単焦点レンズがやっぱり最高に楽しいのですが、なかなかハードルが高いかもしれません。
また、カメラは持った時にしっくりくるかどうかも重要です。カタログ重量は軽いのに、すごく重く感じる( 特に レンズとボディのバランスが悪いとき)とか、そういったことがあります。その辺も含めてD750と単焦点や、軽めの標準ズームはおススメ。EOSkissもお勧めできます!
NIKONのAPSのおすすめレンズと、キヤノンの超薄型レンズ↓
NIKONのフルサイズレンズのおすすめはこちら↓
長らく一眼レフを愛用していましたが、2023年にはミラーレスカメラも買いました!ロードバイクで使うには一眼レフより大満足です
サイクリング向けのコンパクトカメラ
自転車でカメラをたすき掛けするときに便利なストラップの作り方、とても便利!
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