これまでフロントシングルはギアのつながりが悪いと思っていたのですが、よ~く考えたらSRAMの11-36Tがフロントシングルとの組み合わせに優れていることに気づきました。
フロント40T×SRAM PG-1170 11-36Tでフロントシングル化!
フロントシングルにSRAMの11-36Tはベストチョイスではないか?
これまで、フロントシングルのギアのつながりが悪いという理由で、ダブルの方が優れている!と思っていたのですが、SRAMの11-36Tがあるのをすっかり忘れていました。
これで高速域のギアのつながりを解決することができます。
例えば、このSRAM PG-1170 11-36Tに、32cのタイヤ、ケイデンス90の場合のギア比と速度表はこうなります↓
これで高速域が足りないなら42Tにすれば2kmアップ。軽いギアが足りなければ36Tや34Tでも良いでしょう。私は40キロ出ればOKなので、38Tか40Tで十分。
フロントダブルでも実質は14~15速くらい。この40T×11-36Tなら、50-34T×11-30Tから11,12,13Tの3枚抜いたギア構成を実現することが出来ました。
※自分で書いといて忘れてました(^^; 36Tが要らない人は11-32TもSRAMは優れています↓
フロントチェーンリング、インナー30Tの欠点
アウター46T、インナー30Tにするとギアがクロスレシオに出来る上に、貧脚にも優しいギア比を実現出来るのでとってもお気に入りだったのですが、実はインナー30Tには一つだけ欠点があります。
奥日光を延々と走るような、高低差の大きい山岳ロングライド用途でのインナー30Tは超良い
それは・・・
かかりが悪い!!
軽いギアでクルクル回して登坂するには良いのですが、トルクをかけてグイグイ行くとき、30Tだと微妙にかかりが悪い。ということでチェーンリングを大きくして、軽いギアを付けてみたかったのも今回の動機の一つ。
※SHIMANO(シマノ)のスプロケット、11-40T、11-42T、11-46Tの比較(CS-M8000、CS-M7000)
フロントシングルにしたときにメジャーなシマノのスプロケットには11-40Tと11-42Tがあります。そのCS-M8000のギアテーブルはこちら
- 11-40T 11-13-15-17-19-21-24-27-31-35-40 411g
- 11-42T 11-13-15-17-19-21-24-28-32-37-42 434g
- 11-46T 11-13-15-17-19-21-24-28-32-37-46 437g
なんと11-24Tまでは完全に同じ!つまり、11-40Tを選んでも、11-46Tを選んでも20km/h以上ではギアのつながりは同じになります。そして11-42Tと46Tでは一番下のギアが異なり、3g重くなるだけ。
もしSRAMの11-36Tでロー側が足りない場合は、シマノの11-46Tを選ぶと、12Tの代わりに46Tが得られるような結果になります。※ロー側ギア比が36Tの1.11より軽い、46Tの0.87が入ります。
まとめ:フロントシングルはやはりSRAMに一日の長あり
まぁ46T-30Tのダブルでも全然いいんですけど、考えてみたらシングルでもSRAMの11-36Tなら上手くいきそう。私は速いギアは不要ですし・・・やはりSRAMは、シマノより、フロントシングルのラインナップが充実している分、スプロケットも優れているのでしょう。
ところで新しく発売されたシマノR7100(12速)の11-36Tは14Tが入るため、SRAMより更に優れています。
- SRAM 11-36T 11-12-13-15-17-19-22-25-28-32-36T 369g
- SHIMANO CS-HG710 11-12-13-14-15-17-19-21-24-28-32-36T 361g
結局この組み合わせでCHAPTER2のAOを組みました↓ 乗った感じもGOOD!です。
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