ママチャリみたいな自転車をロードバイクの基準で整備してみた

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最近、周囲からパンク修理をお願いされることが多くなりました。やっぱり春は自転車に乗りたくなる季節ですよね~!

しかし、パンク修理を頼まれてもチェーン洗浄からしてしまうのがロード乗りの性。

ママチャリみたいな自転車でも、ロードバイクの基準で整備すると「これまで漕いでも進まなかったのに、スルスル進みようになった~!!」と喜んでもらえます

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ママチャリやクロスバイクでもロードバイクの基準で整備してみよう!

今回の自転車はちょっとだけ難しい奴だったので、記事にしてみました。

クロスバイクやママチャリでも、チェーン洗浄と注油は必ずしましょう

まずいきなりやりたくなったのがチェーン洗浄(笑)パンクより先にチェーン汚れが気になってしょうがない。

ブクブク出てくる汚れ。浮かして水で流し落とします。フレームはまだ汚い状態(^^;

これは下にリンク貼ってありますが、AZのチェーン洗浄機と洗浄液を使えば超らくちんです。

内装三段変速自転車のリアタイヤ交換は結構大変でした

パンクパッチで直れば楽なのですが、タイヤを見ると寿命をとっくに超えています!中の繊維がボロボロに出てきてます。

激ヤバ状態のタイヤ

この時点でタイヤ交換が確定

チューブはタイヤの繊維がスレて、穴が開いてスローパンクしてます。

チューブに残るスレからスローパンクしてます

ということで内装三段変速の自転車のリアタイヤの取り外しです。

因みに下の写真が内装三段ギアのポイント。ハブ軸から出っ張っている棒を押すことで変速しますこの棒は曲げないように要注意!

変速ワイヤーを切り欠きから外すと、ハブ軸のナットを緩めることが出来ます。(要15㎜スパナ

一方こちらはブレーキ側。

ナットを外すと見えてくるロードバイクと異なる構造の車軸受け。車体がひっくり返っているので分かりにくいですが、後ろ(左)のネジで位置決めしてます。このネジの入れ方も裏表があるので戻すときに要注意!

この位置に戻せば変速ワイヤーとブレーキワイヤーの調整はいりません。

ブレーキワイヤーを止めている金具(右の方にある黒いの)を外して、チェーンを外して(フロントチェーンリングから外すのがコツですね)、スタンドを外せば、ホイールを取り外すことが出来ます。ホイールさえ外してしまえばタイヤ交換は簡単ですね。あとは元通り戻すだけ。

ピカピカになって、自分で乗っても満足できる進みになりました

もちろんフレームの洗浄&必要箇所のグリスアップも行います。納車したら「えー!ピカピカ!しかも、すごくスルスル進むようになった~!」と喜んでもらえました^^

整備することで、乗り味に劇的な変化が起きるのは、人間の力が小さいからなんですよね。

まとめ:ママチャリやクロスバイクでも最低限のメンテナンスはしよう

最近、他人の自転車の整備を頼まれるようになって、気になる点がかなり共通しています。

ですので、特にママチャリやクロスの人が、やった人が良いポイントを列挙しておきます

  • 空気圧の管理(しっかりと指定圧まで空気を入れる)
  • チェーン錆び、汚れの付着、注油不足
  • フロントブレーキが片効きしてリムに接触しているのを直す
  • ペダル軸、ハブ、プーリーなどの可動部の汚れの清掃と注油

まぁこんな感じです。常にブレーキがかかったまま気にせず走っている人がいることにオドロキです。出来ればフレームも水、または超薄めた中性洗剤でいいので洗ってあげてください!

 

メンテナンスに必要な15㎜スパナ10mmスパナ、タイヤレバー(カンパニョーロのはやっぱりママチャリにも使いやすいです)。

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