新型デュラエースR9200の情報をチラホラ見かけるようになりました。12速のスプロケットは CS-R9200、CS-R8100, 11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30Tが用意されていることがほぼ確実でしょう。
企業向けの発表の後、極秘で新モデル用の撮影が行われたのが上のCUBEの画像でしょうね。さて、一般向けにはいつの発表になり、いつ頃デリバリーされるのでしょうか?
↓ついに発表されました!!新DURAACEとULTEGRAはこちらへ
- 新型DURAACE(デュラエース)R9200とULTEGRA(アルテグラ)R8100について
- 新型DURAACE(デュラエース)R9200の発表日は?新型ULTEGRA(アルテグラ)R8100も同時発表になる?!
- DURAACE(デュラエース) R9200の仕様はどうなるのか?
- リア12速化でホイールの買い替えは必要になるか?
- これまでのネーミング通り、R9250、R9270が存在することは確定的?!
- Ultegra(アルテグラ)のR8170も12速で発売
- リムブレーキ用の12速コンポ!ST-R8150、BR-R8100!リムブレーキ用R8100のDi2仕様が存在する?!
- 機械式変速の12速化はどうなるか?
- 12速コンポ(CS R9200,CS R8100)のスプロケット構成
- FD-R9250-F、FD-R8150のスペック
- FC-R9200、FC-R8100など他のパーツについて
- R9100、R8000と比較したときにどうなるか?
- 発表後、どれくらいで手元に届くか?
- R9200は買いか?
- ディスク車への移行で、売れるのはきっとアルテグラR8170系
- まとめ:発表が楽しみな新型R9200デュラエースとR8100アルテグラ
新型DURAACE(デュラエース)R9200とULTEGRA(アルテグラ)R8100について
以下、見かけた情報から新型のR9200とR8100について予想してみました。
新型DURAACE(デュラエース)R9200の発表日は?新型ULTEGRA(アルテグラ)R8100も同時発表になる?!
発表日については、シマノ100周年の日がほぼ確定的と思ってよいでしょう。→盛大な釣りでした(^^; 結局発表されなかったので予想しなおします。
今回、CUBEのウェブサイトをみると8/31まで発表できないような記述があるので、改めて発表スケジュールは9月1日発表と見てよいのではないでしょうか。そして、新コンポはやはりまず完成車に搭載。油圧ディスク×Di2仕様が優先して生産されますが、リムブレーキDi2用の R8150 も間を開けず(同時かも)にリリースされると予想。
おまけ:SHIMANO公式100周年サイトはこちら
DURAACE(デュラエース) R9200の仕様はどうなるのか?
12速化、11-34Tの追加、無線Di2化というのは確定でしょう。
BISANというトルコの自転車ブランドの完成車カタログのスペック欄にデュラエースR9200とアルテグラR8100の文字が
— AXotoko?HongFu【Youtubeも】 (@AXotoko) December 16, 2020
電動デュラ、アルテは12速、紐変速は11速アルテが続投なのかな
紐変速デュラはそもそも無いのか、単純にここが完成者として出ていないだけか
気になるね pic.twitter.com/qzIgOBv66w
ところで、34Tがあるなら、DURAACEのリアディレーラーにもGSとSS仕様ができるのでしょうか?
私はリアディレイラーは1種類のみだと予想します。つまりローギアは28T-34Tの間に収まるようになるでしょう(RD R9250 SS、RD R8150ともに最大34Tまで)。※因みにカンパ12sもローギアは29T-34Tです。
また、遅れてワイヤー式変速も用意されるでしょう。最近はアルテグラを買う人が増えてデュラを買う人が減っていると聞きます。特にDi2のデュラエースは非常に高額。販売数も振るわないに違いありません。ということで、今回も後からワイヤー変速のデュラエースも作るに違いないと思います。
そうなると相変わらず悩みどころとしてはワイヤー式のデュラエースかDi2のアルテグラかどっち?ということですが、今回は無線化がトピックなので、R8100の電動アルテグラが優勢になりそう。
問題はDISCブレーキ仕様のみか、リムブレーキ仕様も用意されるか?ですが、ここは次の項目でも説明しますが、リムブレーキ仕様の12速が用意されると見ていて良いと思います。
リア12速化でホイールの買い替えは必要になるか?
SRAMの12速では10Tを入れるために、既存のフリーが使えなくなり、変更になりました。しかし、SHIMANO R9200には10Tの用意は無いということですので、これまでのフリーに入るようにスプロケットを設計するはず。カンパの11速→12速の時と同じように、ホイールを交換する必要はないでしょう。
ホイールを交換する必要がないということからも、既存リムブレーキのホイールへの対応性を持たせた→リムブレーキ仕様が発売される、と言えると思います。もし、ディスクブレーキ用のみの発売であれば、変速はDI2のみということも考えられます。しかし、リムブレーキ用を発売するのであれば、ワイヤー式変速もニーズが多いのではないでしょうか。
これまでのネーミング通り、R9250、R9270が存在することは確定的?!
※油圧ディスク×DI2にあたる型番 ST-R9270 の基盤の画像↓
ネット上に基盤の画像がありました。ということで、これまで通りのネーミングでディスクブレーキ用のDi2対応となる型番ST-R9270が存在するでしょう。
探せばRD-R9250-SSの基盤の画像も出てきます。
詳しくはこの辺を見てください
Ultegra(アルテグラ)のR8170も12速で発売
確実にデュラエースより多く売れるのがアルテグラ。完成車でR8170が12速で発売されるようですね。ということでDi2用のR9200とR8100が同時発表されるでしょう。
こちらはこの辺を見てください↓(^^;
リムブレーキ用の12速コンポ!ST-R8150、BR-R8100!リムブレーキ用R8100のDi2仕様が存在する?!
ところで、このようなスペック表を見つけました。
なんとST-R8150の文字、そしてリム用のダイレクトマウントBR-R8110-F, BR-R8110-RSとの記載があります!!ということで、(誤植やガセネタでなければ)リムブレーキ用の12速Di2はきっと発売されるでしょう!とはいえ、これから完成車でリムブレーキを用意するメーカーも購入する人も少ないとは思いますが・・・(^^; これまでのリムブレーキを大切に乗りたい人には朗報ですね。
機械式変速の12速化はどうなるか?
ワイヤー式変速のSTIは型番でいうと ST-R9200 や ST-R8100、ST-R9220、ST-R8120。今の段階でこういうリーク画像が出てきていないので、ワイヤー式変速が同時には発売されることは無さそう。むしろ見かける完成車のコンポにも、ワイヤー式は11速アルテグラが採用されています。つまり、コンポの生産が落ち着いてきて、半年~一年後にワイヤー変速の発表&発売というパターンになりそう。
もし出なかったらSENSAHの12速(互換性あるかは謎)か、Growtacのイコールレバー(どんなコンポでも変速できるレバー)が発売されるのを待つ手があります(^^;
グロータックさんに昨日シマノユーザーにレバーひん曲げられてご臨終したイコールレバー試作品を無理言って見せてもらった。
— POGO a.k.a. (@realorizahirata) July 25, 2021
メチャメチャこだわってあってヤバかった(語彙力)。
製品リリースが楽しみです???? pic.twitter.com/i7NbSc7Z7y
12速コンポ(CS R9200,CS R8100)のスプロケット構成
上記のスペック表から12速スプロケットとしては、CS-R9200、CS-R8100 の 11-30T 11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30Tがあることが分かります。11速の11-30Tに16Tが入るのはかなり使い勝手が良いでしょう。そして、完成車は11-30Tが標準になりそうですね。
他にシマノでありそうなスプロケは11-34T,11-28Tあたり。となると、11-28Tも16Tが入って、11-34Tは11速の11-30Tの下に34Tが入ったものになるでしょう。あとは11速でデュラエースにだけ存在した12-28Tの下に32Tを追加した、12-32Tも出るかもしれませんね。
ヒルクライム向けなどの完成車は11-34T搭載で発売されたりするでしょう。
FD-R9250-F、FD-R8150のスペック
ネットで散見されるスペック表からすると、フロントディレーラーはFD-R9250-F(46T-55T対応)、FD-R8150(50T-54T対応)が濃厚。
FC-R9200、FC-R8100など他のパーツについて
クランクセットもこれまでのネーミング通り FC-R9200、FC-R8100
油圧ブレーキは順当に BR-R9270、BR-R8170。一方でチェーンはCN-M9100、CN-M8100、ディスクローターはRT-MT900、RT-MT800とMTBコンポと共通になりそうですね。
R9100、R8000と比較したときにどうなるか?
クランクアームは少しが形状が変わっているような感じ。現行クランクは破断事例を見かけるので、改善されていることに期待。
昨日、ちょうど(ちょうどってなんだ?)チームメイトのも折れました。
— アッシュガーレ (@asciugare) October 9, 2018
みんな、すげー。ホントに中空なんだ!って感想でした。 pic.twitter.com/ts5JB9k9RG
コンポの総重量は、Di2は無線化の影響で軽量化、機械式は12速化の影響で若干重量化すると予想されます。
発表後、どれくらいで手元に届くか?
R9100の時は、2016年6月30日に発表、同年9月にはワイズロードが記事にしているので既に店舗に届いていたということになります。つまり発表から最速で2か月くらいで実物が届くということ。
今回は他のDi2パーツが品薄なこともあり、少し前からこちらに生産をシフトしていたのでは??と考えるとグループセットならすぐに手に入ってもおかしくありません。
このことからも、運が良ければ11月には試乗車に乗ることが出来るでしょう。
R9200は買いか?
R9200は、最後のリムブレーキ式12速コンポということできっと良いものだと思います。例えばリムで9000系や6800系、5800系を使っている人からのアップグレードには最高かと。(リム用はアルテグラだけっていうこともあるかも・・・(^^;)
しかし現行のR9100、R8000系もかなり良いものですし、シマノって2世代くらい飛ばさないと劇的な進化を感じにくい面もあります。リムは11速で十分という人は、DISCブレーキデビューにR9200やR8100の12速を選ぶのも良さそうです。
ディスク車への移行で、売れるのはきっとアルテグラR8170系
油圧ディスクでSTIが大きくなる傾向&フル内装フレームが増えているということで、やはり電動アルテグラの完成車が売れるのでしょうね。シマノにとっては自社の電動コンポにユーザーを取り込むチャンス!
ST-R8020 | 554g | 油圧ディスク用 ワイヤー変速 |
ST-R9120 | 538g | 油圧ディスク用 ワイヤー変速 |
ST-R8070 | 360g | 油圧ディスク用 Di2 |
ST-R9170 | 320g | 油圧ディスク用 Di2 |
ST-R8000 | 438g | リムブレーキ用 ワイヤー変速 |
ST-R9100 | 365g | リムブレーキ用 ワイヤー変速 |
ST-R8050 | 295g | リムブレーキ用 Di2 |
ST-R9150 | 230g | リムブレーキ用 Di2 |
ワイヤー式ディスク派の人は、リムブレーキ用Di2のST-R8150とEQUALのディスクブレーキを組み合わせるのも良いですね。
まとめ:発表が楽しみな新型R9200デュラエースとR8100アルテグラ
これらは正式な発表では無く、あくまで見聞きした画像などからの勝手な推測です(^^; 実際の発表に合わせてデュラエースの公式サイトもリニューアルされるのが楽しみですね!
自分自身は、R9100の時の官能性能に感動してデュラエースを買ったのですが、その後に発売されたR8000の完成度も高かったので、今回はアルテグラでいいかなぁ~。というか電動コンポだと高くなるので(あと電動変速の感じがあまり好きではないので)、12速スプロケットのみを購入して、今のアナログシフター(ダイアコンペの WING SHIFTER)で引いてみることにしそうです(^^;
ブレーキがかなり安くなっている(片方で定価2万円超えなので45%オフ位?)、R9100のパーツ。またペダルは耐久性も良いデュラエースが良いかと。スプロケットはデュラエースも使ったけどアルテグラで十分かな。
発表されたR9200とR8100のまとめ
R9200やR8100を待たずに、シマノフリーで12速化する方法
先に12速化しているカンパニョーロ
カンパの13速コンポEKAR(エカル)について
11Tが必要ない人は12Tスタートのスプロケットを使えば11速でも同じこと・・・MICHEのスプロケットなら12-34Tが出来ます
無線DI2とは真逆の、超アナログ変速システム(多分12速が引ける変速システム)はこちら
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