グラベルロードのコンポを検討する!@ワイヤー式DISCブレーキで安くて良い組み合わせを考えてみた!

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今回はグラベルロードを組むときのコンポの選択についてです。

試乗して気に入っていたCHAPTER2のAOを注文したので、どのように組もうか検討してみます。※この色です^^↓

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グラベルロードを組むときのコンポの選択!@ワイヤー式DISCブレーキで安上がりに組む!

一般的には油圧DISCで組むのでしょうが、自分の家の近くにショップが無いので、自分で何とか出来るワイヤー引きのDISCブレーキで組むことを考えます。さらに既存のSTIを使えるので、安上がりに組むことが出来ます。

完全ワイヤー式DISCブレーキの選択は SHIMANO(シマノ) BR RS305-F BR RS305-Rの一択!

フラットマウントのワイヤー式DISCブレーキで安価に組むなら、シマノのBR RS305一択です!

メカニカルで調整も容易です

ただ人気の為か、リアメカの供給が不足しがちなようです(^^;

ワイヤー×油圧なら、TRP(ティーアールピー) のHY/ROAD、GORIX ゴリックス ハイブリッドディスクブレーキ、JuinTECH F1 Disc Brakeがある!

また、ワイヤーで引ける、油圧DISCブレーキ TRP(ティーアールピー) のHY/ROAD フラットマウントブレーキも有名な選択肢。

ブレーキにオイルタンクがあって、油圧になるというブレ―キです

TRPは高価ですが、同じようなワイヤー式油圧ブレーキには、GORIX ゴリックス ハイブリッドディスクブレーキJuinTECH F1 Disc Brakeがあります。前後ブレーキ&ローター込みで2万円しません!それぞれオイルがメンテナンスフリーなのも魅力的。(ていうかGORIXの製造元がJuinTECHかも)

かなり良い感じのJUIN TECH。使っている人も満足しているようなので、強力な候補!

JUINTECH F1 DISCの説明↓

●油圧式 デュアルピストン方式
フラットマウント式
●ミネラルオイル仕様(メンテナンス不要)
●ローター:GG-RO01 φ160mm (ステンレス製)
●交換用ブレーキパッド:GG-DP17+SP17 (シマノ互換性あり)
●アダプター:GG-FM03(フロントのみ)
●チェーンステイ用取付けボルト:M5×29mm+39mm+44mm 各2本
●カラー:アルマイト ブラック、グレー
●重量 本体:前(アダプター付)/165g 後/149g ローター/118g
●価格 ¥24,500(前後セット)

オイル交換はしないで下さい、保証の対象外になります。
Disc Rotorはφ160mmを基本仕様に致しております。(140mm Rotorは装着できません)

完全ワイヤー式DISCと、ワイヤー×油圧DISC、どちらを選ぶか?

ということで、「トラブルが少ないもの」という基準ならシマノのRS305が良さそう。調整も簡単。もし、制動力が足りなければ、XTRのローターにすればOK!また、リアのローターを160mmにすることも出来ます。また、グロータックのブレーキキャリパーなら、安いローターでもしっかり止まります。

一方で、油圧の高い制動力&対向ピストンが欲しいならJuinTECHが良いでしょう!簡単にロックできるほどの制動力と聞きます。問題は140mmを付けられないので、「効きすぎる」時に困ってしまうことですね。(DISCローターを安いのに変えればいいのかな(^^;)

GORIXの油圧×ワイヤー式ブレーキ

STIは既存のロードバイク用のSTIでOK(ST R9100やST R7000でOK)

これらはロードのSTIで引けるブレーキなので、手元にあるSTIでOK!新調するとしても、ST R7000あたりでOKですね。

フロントシングル化の前にGRX600の46-30T×11-34Tや、ラ・クランクを考えてみる!

最新バイクを組むなら、フロントシングル化もしたいんですけど、よく考えれば私がこれまでのロードバイクで乗っている、44-30T×11-30Tはフロントシングルみたいなもんです。

普段はずーっとアウターしか使いません。グラベルでのみインナーの30Tにいれます!

つまり、普段はフロントシングルの44T×11-30Tしか使いません。5%くらいの斜度ならこれで十分。

しかし15%以上の激坂や、トルクをかけると滑ってしまうグラベルの時に30T×11-30Tを使います。ハッキリ言って、常に時速20kmを下回るシーンでしかインナーの30Tは使いません

SUGINOのクランクは高価なので手を出しにくいですが、例えば、ラ・クランクのツーリング用チェーンリング、42-27Tに11-30Tを組み合わせると、ロード的にもMTB的にも使えるバイクが仕上がるでしょう!ラクランクなら167.5mmもありますし。

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ギアやクランク長の選択肢の多いラクランク

ケイデンス90、タイヤは32cでのスピードはこんな感じ↓ ギア比は3.82-0.9をカバー

これで十分に40キロでますし、30キロ付近でギアのつながりが良いです

シマノのGRXの46T-30Tなら11-34T位を合わせたいですね。ギア比4.18-0.88とワイドレシオになります。

上と比べると低速側がクロスレシオ、高速側がワイドレシオになるのが分かります。11Tはまず不要かと・・・→12,13,14,15,16,18,20,22,25,28,32Tの12-32Tを作る方がよさそう
ということで、12-32Tを作った場合、ロード的な使いかたでもギアのつながりに不満は出なさそう

フロントシングルで11速、GRX810の40TクランクとCS-M8000の11-46Tの組み合わせ。30キロ以上でのギアのつながりが微妙かな・・・とはいえ、ケイデンスでカバーできる範囲ではあります。

普通のRD-RDX812はリア42Tまで対応なので、46Tを入れようと思うとディレーラーゲージの交換が必要です

なお、GRXのRD-RX812は公式にはフロントシングル用とされていますが、もちろんフロントダブルでも動くに決まっています↓ 

ケージが短いRX810のキャパシティが40なのに、RX812のキャパシティが公式通り「31」なわけ無いですよね。※もちろんメーカー非推奨ですけど・・・(^^;

ところで、13速コンポ、CampagnoloのEKAR(エカル)が良いです。38T×10-44Tが最高。ノーマルクランクの39Tってめっちゃ気持ち良いんですけど、あの感じで低速まであるなんてたまらんですよ。

32cタイヤを入れたとき。1速足りませんが、表からは22Tが抜けています

個人的にはEKAR(エカル)でワイヤー式DISCブレーキが出来るといいんですけどね~(^^;

EKAR 13速コンポ、フリーハブも13速用が必要

安価なコンポセットの組み合わせ例:GRX600、ラ・クランク ツーリングギアの場合

ということで安価な組み合わせをまとめてみます。

まずはSTIにR7000、クランクが46-30Tでリア11-34Tを入れる場合 ※STIやリアディレーラーを流用するなら、そのパーツ代が要らなくなりますね。クランクや、スプロケットも、もちろん流用出来ます。

GRXの46-30Tクランクを入れる場合です

コンポ価格重量
STIST R7000¥18,481500g
ブレーキ
BR RS305F
BR RS305R
¥5,600
×2
200g(?)
×2
ローターSM-RT70
160mm×2
¥2,357
×2
100g
×2
FDFD-RX810¥5,09096g
RDRD-R7000 GS¥4,980232g
クランクFC-RX600-2
46×30T 11段用
¥10,500816g
スプロケットCS-HG800
11S 11-34T
¥7,650335g
合計¥62,6252,579g
RS305はもっと軽いかもしれませんが、分からないので200gとしておきます

次に、ラクランクの42-27Tに11-30Tを組み合わせた場合

ギアの選択やクランク長が選べるラクランク

コンポ価格重量
STIST R7000¥18,481500g
ブレーキ
BR RS305F
BR RS305R
¥5,600
×2
200g(?)
×2
ローターSM-RT70
160mm×2
¥2,357
×2
100g
×2
FDFD-R7000¥3,62095g
RDRD-R7000 GS¥4,980232g
クランクラクランク
43T×27T
¥13,530
¥5,873
¥3,446
584g
140g
96 g
スプロケットCS-R8000
11S 11-30T
¥6,900269g
合計¥72,7442,516g

但し、10速のGRXコンポなら¥63000位であるので、既存コンポを流用しない場合は10速のRX400のセットの方が安上がりになります。11速のGRX600ならダブルで¥85000位ですね。

10sGRXコンポは、10s TIAGRAとの互換性があります

あと、FD直付フレームなら、フロントディレーラーの取り付けに、SUGINOのOX-MTが必要かもしれません。

SUGINのOX-MT これでFDの位置を下げられます 変速は全く問題無しです

ブレーキはRS305にしてありますが、ワイヤー式油圧のJuinTECHも安価でメンテナンスフリーなので、是非選択肢に加えてみたいところです。

まとめ:ダブルでもフロントディレーラーをいじらなければ、結局のところシングルスピードなんだよ!

チェーン落ちなどトラブルの種になるフロントディレーラー。悪路では嫌がられる存在です。しかし、つまるところ悪路でフロントディレーラーを操作しなければ良いだけ。舗装路でフロント42T~46T、そして、トレイルの入り口でフロント30Tに入れましょう!これで問題は解決します!

ということで、購入したグラベルバイクAOは、フレームが届いたら、フロントダブル&JuinTECHかRS305で組む予定です

ちなみにフロントシングル化での軽量化は、リアスプロケットが大きくなることで、ほぼ帳消しになります。

フロントシングルならカンパニョーロのEKAR(エカル)が良いです なんと13速!

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