前回欲しくなったと書いたMKSペダルの件、早速購入して取り付けてみたところ、本当に驚くばかりのヌルヌルのクルックル!だったので、衝撃のインプレをお届けしたいと思います。
三ヶ島(MKS)のペダルなら、DURA-ACE(デュラエース)なんて目じゃない!まるでセラミックベアリングのような回転性能!
自転車にセラミックベアリングなんて要らない。そう確信を得られるほどの回転です。MKSのペダルはサイズ違いで色々用意されていて迷ったのですが、見た目で一目惚れしたBM7NEXTにしました。
MKSペダルの、トリプルシールドベアリングの回転性能を見てみよう!
早速ですけど、動画で見たほうが早いです!ペダルはBM-7 NEXTでトリプルシールドベアリング採用のモデルです。比較用のデュラエース(PD9000)は下の動画。
参考までに #デュラエース の #ペダル の回転もアップ?
— sciff (@sciff2) June 2, 2020
割りと使い込んだ #pd9000 なんでクルクル廻ると思ってだけど #三ヶ島 #ペタル は別次元やったわ❗ pic.twitter.com/7oOCvGhcZL
ハッキリ言ってMKSは回り過ぎでしょう!!
これまで絶大な信頼を置いていたデュラエースのペダルが完全敗北じゃないですか・・・因みに、XTR(PD-M9100)はもっと廻らないので話にもなりません・・・
しかし、クリートをキャッチする時にヌルヌルすぎても困るので、これはこれでいいんでしょう。デュラエースは、ちゃんとペダルをキャッチしやすい向きに止まってくれるようになっています。
ペダルをクランクに取り付けるときも、ネジの精度に感激しました
デュラエースのペダルでも、クランクに取り付けるときにはしっかり軸を合わせないとネジ山が噛んでしまいそうな感覚があります。しかし、このMKSのペダルは引っかかりが全くなく、クランクへの取り付け時もヌルヌル!
いやーなんだか made in japan って本当に良いものですね^^
MKS BM-7 NEXT ペダルの実測重量は339g
BM-7 NEXT ペダルの実測重量です。カタログ重量340gなので1g軽量!
一方でデュラエース(PD9000)は流石に軽量の249g!
しかし、ペダルの90gの差って分からないものです。一方で、漕いだ時のヌルヌル感は、明確に感じ取ることが出来ます。
因みに、このペダルの作り方を聞けば、この回転性能にも納得!
ドリリングして、ベアリングを入れて、スペーサーを入れるんですけど、それを職人が手でやっています。ダメなモノは、はじいていく。最高の回転を求めるので、左右でスペーサーの数が違ったりする。機械の精度より人間の手の感触で合わせています。流石、MADE in JAPAN☆
折角なので三ヶ島ペダルのパッケージもお届けします
パッケージ自体は、そっけない感じ。店頭にあってもあまり興味をそそられなさそう・・・(^^;
しかし箱を開けて刻印を見た瞬間、なんとなく只者ではない感じが・・・繊細な表面処理、なんだか良いものを手にする予感・・・
70周年特別記念モデルということで、シリアルNOのカードが付属しています。思わず並べて丁寧に撮りたくなる佇まいです。
下位モデルの、三ヶ島 MKS IC-LITE も購入してみました!
BM7-NEXTがあまりに良いし、次のペダルにもMKSを購入(BM7を買って2年くらいたってからです)。今度は下位グレードのIC-LITEを注文!
IC-LITEはボールベアリング採用で¥3740、365g でツ―リングやシティ用。箱は相変わらずシンプル。
普段使いにはリフレクターが内蔵されるので安心です。MTB用とされる BM7-NEXT とサイズ感を比較すると以下のとおり。
なお、踏み面にギザギザが多い BM7-NEXT の方がシューズが滑らずダンシングでも安定感があります。ソールが薄いシューズの場合はギザギザの高さが低い IC-LITE も良いと思いますが、ペダリングの安定感、シューズのフィット感は BM7-NEXT の方が遥かに上。両方使ってみて、オススメは BM7 の方です
三ヶ島ペダルの「トリプルシールドベアリング」と「ボールベアリング」の回転性能の比較
肝心の回転性能は以下。安価なボールベアリングモデルながら、完成車に付属するようなペダルより遥かに回ります。
IC LITEの気になる回転性能、おろしたててこんな感じ
— sciff (@sciff2) March 31, 2022
これはボールベアリング採用モデル pic.twitter.com/JYIO01YyFG
しかし、やはり高級モデルのトリプルシールドベアリングには敵いません。ということで、国産の最高峰フラットペダルを楽しみたいなら、トリプルシールドベアリングモデルをオススメします。コスト重視ならボールベアリングモデルでも他のペダルに比べれば十分に高性能なので満足できるでしょう。
BM7NEXT
— sciff (@sciff2) March 31, 2022
トリプルシールドベアリングモデル、買ったときから変わらない回転性能❗
IC LITEでもよく回るけど、コレは漕いだときに分かるくらい違う#MKSペタル #三ヶ島 pic.twitter.com/OiCgeUkc9W
このBM7-NEXTの動画は一年以上使用した状態です。購入時(一番上の動画)と変わらずクルックル!です!もちろん IC-LITE も乗るにつれて回転が良くなっていくでしょう。
まとめ:三ヶ島ペダルはマジで買って損なし!
今回、トリプルシールドベアリングという精度の高いペダルを購入しました。だってスニーカーやサンダルでロードに乗りたいから。
NEXTシリーズの中で、BM7は横幅が広めの98mmですが、ペダルのサイズ的には全く問題無しです。
ということで、フラぺが欲しい人は買って損なし!というのが結論。というか、この性能ならマジでお買い得なんじゃないでしょうか。
ロードバイクを始めたときは SPD-SL だったのに、ダートを走るために SPDペダル になり、遂にフラットペダルになりました(笑)
BM-7NEXTは限定生産品なので、欲しい人はお早めに
通常モデルで踏み面が狭く、軽量なSYLVAN STREAM NEXTと、よりカジュアルなオールウェイズ(少し重くなります)。どちらもトリプルシールドベアリングなので回転性能はBM7NEXTと同じのお墨付きです^^ 最後のリンクはIC-LITE。こちらはボールベアリングモデルで安価。私のおすすめは圧倒的にトリプルシールドベアリングモデルです。
MKSのフラットペダルをまとめた記事
フラットペダルに合わせるのにちょうど良いシューズ。BM-7NEXTと併用すると、全くシューズが滑らず非常に漕ぎやすいです
デュラエースのペダルインプレ(pd9000)
XTRのペダル(PD-M9100-S)のインプレ
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