ケイデンスセンサー、スピードセンサーのまとめ(XOSS、iGPSports、Magene、Garmin、Brytonなど)

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GARMIN(ガーミン)から出ていたハブに巻き付けるタイプのスピードメーターやクランクに取り付けるタイプのケイデンスセンサー、このタイプのセンサーが今は各社から発売されるようになっています。どれを買っていいのか迷うくらい、数多くあるのでまとめてみました。

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ケイデンスセンサー、スピードセンサーのまとめ(XOSS、iGPSport、Magene、Garmin、Brytonなど)

昔ながらのスピードケイデンスセンサーは、リムブレーキ時代は良かったのですが、現在のディスクブレーキ車に使用するのはかなり厳しい。だって、ディスクがある分スポークが遠い・・・(^^;

ディスクがあってスポークが遠いので、スピードセンサーが大変です(^^;

ということで、GPSコンピュータのGPSでスピードを表示させたり、トンネルなどでもスピード表示が途切れないように、ハブに巻き付けるタイプのスピードセンサーが便利。

ケイデンスセンサーも、クランクにつけるのはバイクの外観上いい感じです

各社で違いが無いようにみえるセンサーですが、動作温度や使用する電池、バッテリーの持続時間、スピードとケイデンスの切り替え方法、などに違いがあります。

XOSS VORTEX スピード&ケイデンスセンサー

まずはXOSSのVORTEX。スピードとケイデンスの切り替えはアプリを使用。電池はCR2032。スペックを見る限り、厚みのあるほうなので、ケイデンスセンサーとして使うにはクリアランスに注意。

  • サイズ: 40 x 30 x 10.7 mm
    重量 10g
    持続時間 300時間
  • 防水 IPX7防水
    温度範囲 -20℃~50℃
    測定範囲 スピード:85km/h ケイデンス:250rpm

XOSS X1 Suite スピード&ケイデンスセンサー

2個セットでの販売で、スピードとケイデンスの切り替えは無し。電池はCR2032。内部はVORTEXより一世代古い。但し、IP67防塵防水ですので、VORTEXのIPX7よりも防塵規格がしっかり設定されています。一方で動作温度が-10℃からと、寒さにはVORTEXより弱いようです。

  • サイズ 38×30×10mm
    重量 10g
    持続時間 300時間
  • 防水 IP67防水
    温度範囲 -10℃~50℃
    測定範囲 スピード:120km/h ケイデンス:300rpm

iGPSport SPD70 スピードセンサー

iGPSportのスピードセンサーとケイデンスセンサーはそれぞれ独立しているので、切り替えは無し。電池はちょっと独特のCR2025。CR2032より薄いタイプですね。また温度範囲の記載は見つかりませんでしたが、前モデルのSPD61が-10°c ~ 50°cだったので、それと同等ではいかと思います。

  • サイズ 38×36×13mm(付属シリコンカバー使用時)
    重量 9.6g
    持続時間 300時間
  • 防水 IPX7

iGPSport ケイデンスセンサー CAD70

こちらはiGPSportのケイデンスセンサーのスペックです。こちらも動作温度と最大ケイデンスの記載は見つけられませんでした。ケイデンスセンサーとしては薄い方になります。電池がCR2032より薄い、CR2025を採用しているからでしょう。

  • サイズ 36×34×7.7mm
    重量 7.8g
    持続時間 300時間
  • 防水 IPX7

Magene S314 スピード&ケイデンスセンサー

スピードとケイデンスの切り替えは電池を差し替えて行う。アプリでの切り替えも可能。電池はCR2032。これまでのセンサーは300時間のところ、Mageneは500時間持続するのが特徴。防水レベルが6なので、他のレベル7のセンサーよりは少し弱い。とはいえ、大量の水しぶき、横殴りの雨に対応できるレベル。

GROWTAC(グロータック)で販売のモノならグロータックの保証がある。3300円。国内ロードバイクショップや、グロータックのウェブサイトで購入したものですね。

一方でAmazonのMageneから直接買うと約2500円と少し安い。

  • サイズ 35.7×30.8×8.2mm
    重量 7.7g(電池含む本体重量)
    持続時間 500時間
  • 防水 IP66防水
    温度範囲 -10℃~50℃

Magene S3+ スピード&ケイデンスセンサー

S314の一世代前となるS3+。2個セットだと安く買えます。電池の抜き差しでスピードとケイデンスを切り替えるタイプ。電池はCR2032。バッテリーの持ちも500時間と良い。

  • サイズ 8.9×29.8×38.3mm
    重量 9g(電池含む)
    持続時間 500時間
  • 防水 IP66防水
    温度範囲 -20℃~50℃

GARMIN スピード&ケイデンスセンサー

安心のGARMINのスピード&ケイデンスセンサー。温度範囲が広いのが特徴。バッテリーはCR2032。

  • 持続時間 300時間
  • 防水 IPX7
    温度範囲 -20℃~60℃

Bryton スピード&ケイデンスセンサー

スピードセンサーの持続時間が何故か短めなブライトンのセンサー。際立った特徴は無いので、ブライトンユーザー以外がコレを選ぶ理由はあまりなさそう。

  • 持続時間 1 日1時間、約9か月(スピードセンサー)約12か月(ケイデンスセンサー)
  • 防水 IPX7防水
    温度範囲 -10℃~60℃

まとめ:バッテリー重視ならMagene、寒さに強いのはGARMIN か XOSS VORTEX、MageneのS3+

ということで大きな違いがないかと思われるセンサー類でしたが、まとめてみると少しずつ各社の特徴があることが分かりました。あくまでスペックシートでの比較になりますが、バッテリーが長く500時間持つのは Magene。寒冷地で使うなら -20℃対応の GARMIN か XOSS VORTEX、またはMageneの旧型となるS3+。切り替え式が嫌いとか、薄いケイデンスセンサーが欲しいなら、iGPSportを検討するのも良いでしょう。

結局バッテリー持ちが長くて、S3+より改善されている Magene S314を買いました。寒いところ多分走らないし

XOSSの VORTEX の前のモデルのインプレ。旧型のセンサーになりますが、恐らくスリープからの復帰が遅め&稀にケイデンスが大きく出るというのがあるので、動作の安定性を求めるなら新しく発売されたセンサーを買うべきです

XOSSを紛失したので購入した Magene S314 のインプレ

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