うぐいすラインを走ると到達する高滝湖の周りの隧道群(素掘りトンネル)を巡るサイクリングコースです。割とメジャーなスポットですが、知らない人もいると思うので書いておきます^^
千葉県市原市、高滝湖~養老渓谷の隧道(手掘りトンネル)巡りサイクリング
高滝湖の周りに点在する手掘りトンネルを巡るサイクリング、うぐいすラインを経由すれば、千葉市や船橋市あたりからでも割と行きやすい(自走で往復可能)ので、手掘りトンネル初心者向けのコースになります。
高滝湖スタート&ゴールでの隧道(手掘りトンネル)を巡るサイクリングコース
高滝湖は非常に気持ちいの良いダム湖で車を停めるスペースがあります。車輪行の人は活用しやすいスポット。
ちなみに高滝湖のほとりにある高瀧神社はありがたい神様が祭られているので、折角なのでお参りしておきましょう。
ということで交通安全を祈願して、走り出しましょう。
柿木台の手掘りトンネル群(柿木台第一隧道、第二隧道)
ここから少し南下して右に入ると、柿木台の手掘りトンネルがあります。右に入る場所がかなり分かりにくいので注意!一つ目は将棋の駒のような形の隧道、そして2つ目は丸い隧道。
2個もあるのでお得ですね(笑)
オプションルート:林道月崎3号線とそこからの分岐
さて、これらのトンネルの間で右に曲がれば林道(林道月崎3号線)に入ることも出来ます。ここをずっと走っていくのもナイスな林道。
また、林道に入ってすぐ右に分岐があるので、その激坂を降りれば道なき道(googlemapに載ってないだけです)に入ることも出来ます(笑)
降りた先は農作地帯、そして遮断機の無い踏切があり渡って進むことが出来ます。
渡った先の短いグラベルを抜けて突き当りを右に曲がれば民家があります(左は行き止まり)。そのまま進めば柿木台の1つめのトンネルに戻れます。
将棋の駒のような手掘りトンネル、永昌寺トンネル
さて、2つのトンネルを更に少し南下すると有名な永昌寺トンネルがあります。房総を走っていれば、比較的目にしやすい場所にある隧道です。
2連続の隧道、月崎トンネル、林道月崎1号線
この月崎トンネルへ行くには、行き止まりになる林道を走る必要があります。まず間違いなくここを目的地にしないと到達することは無いでしょう。
ここへはクオードの森の看板から入ります。あんまりアップダウンのない林道を走ると到着。中々佳い雰囲気の場所です。
ここで戻っても良いのですが、行き止まりまで行って帰れば、さらにもう一つの隧道があります。
オプション:林道月崎2号線の隧道
林道月崎の1号線と3号線があるのに「月崎2号線」はどこなんだ?!と思う人。それはクオードの森の中です。
残念ながら自転車乗り入れ不可なので歩いて探索することになります。ここにも少しトンネルがあります。
養老渓谷の2段トンネル(向山・共栄トンネル)
恐らくこの辺りで最も有名なトンネルはこの養老渓谷の2段トンネルでしょう!
しかしここまでの隧道をロードで走ってきた皆さんにとっては、きっとまぁまぁスタンダード。また、ここの入り口付近にあるラ・フランスというレストランは自転車乗りも結構訪れるようで、洋食好きならコスパ良く結構お勧めです。
夕木川沿いの地層の見える素掘りトンネル群
有名な養老渓谷の2段トンネルですが、ロードバイクで来てそこで引き返すのは実に勿体ない。2段トンネルはただの前菜、ハッキリ言ってこの場所の本番はこれから。2段トンネルを抜けて進むと夕木川の渓谷沿いに地層の見える素晴らしい手掘りトンネルがあり、その下に川廻しトンネルが横に地層をぶち抜いているという凄すぎるスポットがあります。
まさにこれぞ筒森の奇跡!河原に降りれば手掘りトンネルの立体交差を楽しむことが出来ます。おすすめは筒森から北に戻る時にここを通るここと。下り基調になるので坂の辛さが無く、手掘りトンネルだけを思う存分楽しめます!
※ところで手掘りトンネルでは落石には注意!石の落ちそうな場所で長居するのは得策ではありません。
今回の隧道(手掘りトンネル)を巡るサイクリングコース
ということで今回のコース案はこちら。高滝湖をスタートして柿木台のトンネルや永昌寺トンネル、月崎トンネルを巡ります。
その後、イイ感じの林道のヒルクライムで大福山へ。亀山湖に降ります。
亀山湖からは近未来トンネルを通って、今回一押しの筒森の素掘りトンネル群へ。有名な養老渓谷の2段トンネルを通って高滝湖へ帰還。ランチを食べるなり、カフェによるなり楽しみましょう。
謎のとろろごはんのお店
折角なのでこの辺のスポットをピックアップ。これは養老渓谷ラインにある怪しいお店。とろろごはんの専門店があります。
メニューは、なんと「とろろごはん」と「たまごご飯」、「カレーライス」のみという尖りまくってるお店。この攻めたお店をやっているのは老夫婦です。
で、肝心のとろろご飯は美味しいので、もし開いていたら入ってみても良いかも。※地元のおじいさんとかが良く入っています。
サイクリストカフェのOIKAZE
辺鄙なこのエリアになんとサイクリストカフェがあります。その名も「OIKAZE」。市原市の地域おこし協力隊が町おこしの為に始めたカフェ。営業日は限られるので、公式のインスタやTWITTERなどで確認してから伺いましょう。
まとめ:高滝湖~養老渓谷エリアは隧道の豊富過ぎるエリア
さて、このエリアでは他にも手掘りトンネルや川廻しトンネルを探せば見つけることが出来ます(割とグラベルや走り辛い道に入るけど…)。とはいえ、今回のロードバイク向けのコースでも手掘りトンネルをなんと8個くらい楽しむことが可能。これだけ廻れば、ハッキリ言ってもう手掘りトンネルなんてどうでもいい・・・となるはず。
ということでまだ走り足りない人は、これ以上のトンネルはまたの機会にとっておいて、海など他を目指して走るほうがきっと楽しいでしょう!
このエリアを走るなら必ずライトは持参しましょう。あとチューブやパンク対策は必須です。暗くなると自動で点灯するCROPSのリアライトは便利。
追加で訪れたい、大多喜の楽しいスポット
千葉市、船橋市から高滝湖へのアクセスに便利なうぐいすライン
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