普段は立ち入り禁止の郷台畑(東大演習林)。いわゆる禁足地になっているこのエリアですが、年に一回公開される日があるので行ってきました。
※場所はこちら↓ 清澄寺の駐車場から歩いて向かいます。

林道 郷台線と保台古道、東大演習林(郷台畑)のレポート
林道 郷台線
禁足地へのルートは、房総のヒルクライムではおなじみ(?)清澄山から。

この山頂付近から分岐する「林道 郷台線」を踏破するルートになります。

ところで、この林道 郷台線 の雰囲気を一言でいえば、まさに「顧客の求めるグラベル」といった雰囲気。荒れてもいないし、そこそこ走りやすく、それでいて、人里離れた秘境であることをひしひしと感じられる。バイクで走ったら楽しいだろうなぁ~と本当に思う。ただ、残念なことに、郷台線は自転車などの車両侵入不可。

「顧客の求めるグラベル」っていうのは、つまり、この道は良く管理されているということ(房総林道って荒れているところが多いですが)。理由は他の演習林よりも林道等の整備の優先度が高く設定されているから。東大演習林の方にお伺いすると、実は郷台畑は最初の演習林で特に大事に扱っているとのこと。
林道の途中にはいくつもの分岐がある。まず、東袋倉線の分岐。

本線も山深い山中を行く。

広揚線(広場線?)

明るい雰囲気の場所。こういう場所は少なめで、林道袖の木線などとは少し印象が異なる。

千葉の山中に、何故かいくつか存在する川越藩の番所跡。(亀山湖の北にも川越藩の番所跡がある)

まるで鵜原にある砂岩のような岩。山中にあると不思議だ。

小倉松森線との分岐。保台ダム方面に接続しているはず。

そして、元清澄を抜けて金山ダムに抜ける道は、金山ダムの橋が焼失したことで注意喚起の紙が張られていた。

禁足地ではないけど、自転車通行不可なのが本当に惜しい林道。

いさ郷台畑へ、解放された東ノ沢のゲートを抜ける
ところで、郷台線自体は、徒歩であれば普段から通行可能。本当に立ち入り禁止なのは、この東ノ沢のゲートから。

気持ち稜線気味の心地よい道を行くと現れる、実に素晴らしい素掘りトンネル。

山深い道(しかし路面はあまりにもしっかりしている)を行くと急に開ける平地。

そこが郷台畑。赤い屋根にほっとする。

房総の山中にしては平坦な地形で、演習用の畑が開けている。

この地の水は、水道は考えられないので、井戸水か湧き水でしょうね。

赤い屋根の建物は、明治時代に建てられたという、学生用の宿泊施設。

めちゃくちゃ趣がある。ここに泊まって、真っ暗闇の中で獣の息遣いとともに一夜を過ごしてみたい。

こういう手洗い場、たまらなく良い。アルミサッシではなく、木造ならではのノスタルジーか。

チョークで書かれた教官室の文字。

ところで、今でも一般教養の学生も含めて訪れることがあるとのこと。
こうしてみると素敵な里山のよう。昔はこんな家屋(山の中の一軒家)が各地に多くあったんでしょう。

人里離れた山中でも、咲いた花を見るとホッとする。

保台古道の入り口から隧道の連続する核心部へ
帰り道、郷台線には保台古道への分岐があります。保台古道というのは、保台ダムから清澄に抜ける古道で、一部の人からは隧道が連続する道として知られています。
郷台線からなら分岐は明瞭。看板が置かれています。

古道もしっかり残っているので迷うことはないでしょう。

最初に現れるのがこの片洞門。ここまでは近い距離ですので、これだけ見て引き返すなら割と気楽に行けるんじゃないかと思います。

片洞門を抜けてしばらく行けば、一つ目の隧道。

房総らしい切通しの道。路面はしっかり残っていますが、谷筋を渡る場所などかなり踏み場が狭くなっているので、要注意。雨後はあまり立ち入りたくない道です。

古道の保存会も最近は活動が減ったようで、倒木で道がふさがれている場所があったりする。大きな台風が来たら、踏破が難しくなるでしょう。

さて、保台古道の核心の隧道群。

崩れている部分もありますが、状態は良好かと。

見事な隧道が連続します。

地層を見るのも楽しい。

さて、路面の悪い部分があり、私はこのあたりで引き返したので、ダムまでは抜けていません。

郷台線の入り口、清澄寺の駐車場まで引き返します。

駐車場はこちら。






























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