やっとクリンチャー並みに軽量になったチューブレスタイヤ。キシリウムエリートUST に IRC Formula S-light を装着!リム+タイヤで620gの組み合わせはどうなのか!? 

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これまでのピュアチューブレスは300g近い重さがあり、クリンチャーに対して明らかに重かったのですが、チューブレスタイヤもここ数年でチューブレスレディ化して軽量になってきました。そろそろ重さを理由にチューブレスを使わない手も無いのではないでしょうか?!

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軽量チューブレスタイヤの組み合わせを試してみる。キシエリ×IRC Formula S-light

これまで、軽量なチューブレスタイヤとしては、TT用の CORSA SPEED TLR 23c 225g がありました。が、あくまでタイムトライアル用で常用に適したタイヤとは言い難かった。一方、新型のIRCなら常用できて 23c 205g!

TT向けの CORSA SPEED

やっとクリンチャー並みの軽量チューブレスシステムが使えるようになりました。(もっともエクステンザ R1S 145g×tubolito 40g=185gには敵いませんが(^^;)

ということで・・・軽量チューブレスがどんなものかやってみました。

軽量リムのキシリウムエリートUST × 軽量チューブレスタイヤIRC Formula S-light の組み合わせ。外周部620gの組み合わせはどうなのか?

手持ちのホイールで最も外周部の軽い キシリウムエリートUST にIRCの S-Light を装着してみます。MAVICの 400gのリムと、220gのIRCのTLRタイヤ。合計620g。シーラントを30cc入れても650g。

これなら一般的なクリンチャー、GP5000 25C 215gと70gのブチルチューブを入れた 685g より軽量。ちょうど、tubolito×GP5000ぐらいの軽さですね。

キシリウムエリートUSTに、IRCのチューブレスタイヤを装着

着弾!

計測!25cで215gと超軽量です!

装着!ビードワックスを塗ってシュワルベのタイヤレバーを使えば何てことありません。シーラントはカフェラテックスを40cc入れておきました。→しっかり安定しています。

出来ました。折角なのでスプロケットもデュラエースにしてみます。

軽量チューブレスタイヤを筑波山でテスト

さて、近所でとりあえず乗ってみた最初の感想は・・・

うーん、進まない・・・

軽すぎるホイールは回す技術が無いと進まない気がすると聞いたことがありますが、まさにその状態?!かと思いきや、そもそもキシエリは、シャマルと比べてシャキシャキ感が薄く、体感では遅いと感じるホイール。けど、足が残るので長距離乗ることで、結果、楽なホイール。近所の短い激坂では旨味が全く分かりません(^^;

※それに直前までコスミックプロカーボンだったんで、当然平坦では進みが悪くなります・・・

ということで、10%~15%の勾配が延々と続く、筑波連山へキシエリを連れていく。

やっぱり筑波山は最高!

結果・・・外周部が軽量なのは、足がクルクル回って楽。もはやホイールが邪魔をしているわけでは無く、自分の体重が重い&あくまで貧脚ということを痛感するレベル

筑波山を走るのは楽しく、この組み合わせだと足にも来ないので、どんどん走っていきたい。

風返し峠から湯袋峠、上曽峠、きのこ山へ続く道が最高に楽しい!

やはり、激坂が続く道での軽量ホイールは良いものでした

きのこ山を越えて加波山への標識があらわれる

軽量チューブレスタイヤの組み合わせ、平坦ではどうなのか

平坦では外周部の重い COSMIC PRO CARBON ×シュワルベプロワン の方が良いです。

コスミックプロカーボンの方が、明らかに、すーっと進んでいきます。

平地は圧倒的にディープリムの有利!

キシエリ(=軽量ローハイトリム)はクルクル回し続けないと失速感が強い。この点、坂を走っている分には全くネガにならないのですが・・・

やはりカーボンディープリムの方が剛性が高く、向かい風も有利。平坦では重さは大して重要ではないということを痛感しました。

まとめ:山岳地帯を走るなら、軽量チューブレスタイヤはやっぱり良い!

激坂が連続するような、常にペダリングが必要なシーンでは軽量リムは効いてきます。今回の筑波山では、15%近い坂でも、クランクを回しているのが楽しかったです。一昔前の300g近いピュアチューブレスを使っていた頃とはまさに雲泥の差。月並みな表現で言うと、ギア一枚というより二枚は軽い感じ。控えめに言っても最高!

筑波連山から見える、水戸側の平地

やはり外周部が軽いと気持ちが良いので、林道走りや、アップダウンの続くロングライドではキシエリ×IRC s-lightを選択したほうが楽しいです。ということで、まとめると、最新の軽量チューブレス IRC Formula S-light は登坂性能が非常に高い、とっても良いものでした。

※未舗装林道も走っていますが今のところパンク無しです。素晴らしい!

 

試したのはIRCのこのタイヤ。IRCのタイヤは、少し走ってからの方が転がりが良くなります。

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今回試した筑波連山コース↓ 関東平野を眼下に眺める天空の道です

チューブレスのパンクに備えた所持品

IRC S-LIGHTのインプレッション記事

ヒルクライムならveloflexのチューブレスタイヤも軽量でオススメです

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