DURA ACEのSTI、ST R9100のインプレです。
DURAACEって本当に良いの??ってタイトルに書いてますが、結論から言うとこれはもう最高です!
昔、9000系が出たときに、史上最高のデュラエース!と言われ、期待して試乗したときの印象は「いいけどまぁこんなもんかな、105でいいや。ワイヤーを新品にしたら変速感いい感じに回復したし!」って感じでしたが、
9100系が出て試乗したときは「ナニコレ?!超すごい、これ欲しい!」でしたから。
ST R9100の良いところ まとめ
どうしてそう感じたか?まとめると
1、フロント変速が異常に速かった(電動より速い!?とさえ思った)
2、デュラでよく言われる官能性能が高かった
私は電動が好きではなく、紐式の感触が好きなのですが、R9100のデュラエースは操作したときに「変速が楽しい」レベルで本当に気持ちがいい。このためにお金を払ってもいいと思った。擬音で表現すると、105がパコン!でデュラだとコクッ、って感じ。この点は9000系を優に上回っていると感じます。
3、握りやすかった
私はとても手が小さく、女子並みです。グローブはSかXSを購入します。
以前使っていた105のST5700だと、ブラケットにしっかり指が回らず、6800系は少し細くなってちょっとうらやましいなぁーと思っていましたが、9100になって更に形が良くなりました。これなら納得!というフィット感になりました。
ST R9100の握り心地が信じられなかったので、前モデルであるST9000と、マイナーチェンジしたST9001(ST9000より細い)も握ってみましたが、自分には劇的な進化(STIがより細く、よりフィットするように感じる)を感じました。
おそらく形状が左右非対称になったり、シフトレバーが大きくなったこと(押しやすい!)でそれだけの違いが生まれているのだと感じます。
デュラエースのSTIは軽量!カーボンハンドルに交換するような軽量化
というわけで、どうしてもST R9100が欲しくなったので、10速環境でほかのコンポもないのに、PBKで安くなっていたシフトレバーだけ購入するという展開に。
STIはデュラエースだと365g、アルテグラだと440g、105だと495g。若干ですが軽量化ができます。
105との違いでも高々130gと言えますが、ハンドルで比べると、 良いアルミハンドルとカーボンハンドルの違いって大体80g-100gぐらい。
一度カーボンハンドルを使うと、やっぱりフロントが軽くなって走っていて気持ちいいし、振りが軽くなることがわかります。
STIは落車などして壊さない限りずっと使うものだし、アルテグラとの差額はカーボンハンドルの効果も含まれていると思って、ここは奮発してOKなのでは?
(ちなみに私は落車でカーボンハンドルを壊して怖い思いをしたので今はアルミハンドル派です。次カーボン買うならエアロにしたいなぁ。。。)
変速までのレバーの動作も小さいですし、感触もいいですし。
その後変速機はアルテグラでいいかなぁーと思っていたのですがR8000の登場を待てずに、結局デュラエースで揃えるということになりました。
これでスギノを使用しているクランク以外すべてデュラエースに。※実はクランクも買ったんですけどね。。。
デュラエースは買いか?!
結果としてデュラエースはいいか?という質問に対しては「欲しいなら買って損はしない」と言えます。これを買うとコンポに目移りしないのも良いポイント。
自分は、この操作感に惚れて、本当に欲しいと思って買ったのでとても満足しています。購入してもう一年以上たちますが、それでも変速が気持ちよく、楽しいのは変わりません。常に最高のものに触れている気持ちの満足感も大きいです。
使っていると、逆に2台目(サブ)のロードは105でいいかなぁーとかそういう風に思えてくる。SORAでも結構楽しい!とか。
R9100系は手の小さい人は本当におすすめ。
それからDI2が好きではない方にもおすすめできます。
コメント