セッティング次第で変わるディスクブレーキ制動力。今回、思うところがあってリアのローター径を160mmから140mmへ交換してみました。
ディスクブレーキのローター径、リアの SM-RT70 を160mmから140mmに交換。どちらの方が良いか?
初めてのディスクブレーキのバイク「CHAPTER2 AO」を組んで、油圧では無いワイヤー式のディスクブレーキを採用しました。そして、機械式ディスクは制動力が低いらしいという噂を元にリアに160mmを装着。
最初はTRPのSPYREというブレーキを付けていたのですが、EQUALブレーキが発売されたので交換したところ、グンと制動力がアップ!そうなると、これまでのリア160mmのローターではどうも効きすぎる気がするので140mmに交換してみました。
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Growtac(グロータック)EQUAL(イコール)ブレーキ×リア160mmローターのインプレ
タイヤはフロント&リアともに35c相当の太さ、フロントはグラベルキングSSでリアはグラベルキングのスリックです。そして私の体重は60kg。
この条件ではリアの制動力が高いです。具体的には、下りの舗装路でリヤがロックして滑り出しやすい。
この傾向は、TRP SPYRE でも EQUALブレーキでも変わらず、EQUALに変えたことで余計にハッキリ認識したという印象。絶対的な制動力は明らかに高いのに、一気に握り込むとリアが滑る為、気を使いながらソロリソロリとブレーキングするという本末転倒な感じ。
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結論としてはリアが160mmというのはもっと体重が重い人や、グリップ力が高いもっと太いタイヤを履いている人向けです。
Growtac(グロータック)EQUAL(イコール)ブレーキ×リア140mmローターのインプレ
リアのローターを140mmに交換して感じたのは明らかにコントロール性がUPしたということ!
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リアがロックして滑り出しづらくなった。とはいえ、ロックさせようと思えばすることが出来ます。フロントとリアを同時にかけたときのバランスが良くなりました。そもそもロードバイクにおけるリアブレーキはスピードのコントロールが重要な役割で、停まる時はフロントの制動力が重要。ということで、やっぱりスタンダードであるフロント160mm、リア140mmというのは超GOOD!
自分で出来る、ディスクローターの交換作業 & SM-RT70の実測重量
ディスクローターの交換は簡単でした。まず、ホイールからこれまでのローターを外します。今回のは外セレーションタイプのロックリングなのでBB工具でOK。
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外したローターを体重測定→洗浄してフロントに使うように保管しておきます。
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140mmのローターを用意して
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同じくBB工具で取り付け
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ブレーキキャリパーの160mm用の台座を外して
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台座が無くなった分、取り付けネジの長さに注意してブレーキを再装着(EQUALは複数の長さのネジが入っているので安心です。)
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締め付け&センタリング
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でOK。簡単な作業でした。
まとめ:機械式ディスクブレーキでも、ロードバイクのリアディスクローターは140mmで十分でした!
これまでリムブレーキのR9100の方がコントロールしやすく、ディスクブレーキで感じていた「ロックしやすい」という不満。リアのローターを140mmにすることで改善することが出来ました。
ということでロードバイクのリアディスクローターは140mmで十分!15%以上の激坂の下りで試して、油圧よりも制動力が劣るとされる機械式ディスクでもそれは変わりません。32c~35cのスリックタイヤ(グラベルキング)だと、タイヤのグリップ力が制動力に勝てないからです。
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今回のEQUALブレーキと、各種140mmのローター。真ん中のが軽量でコスパが良いです。台座用のボルトはEQUALブレーキを買えばセットに入っています。※TRPのブレーキにはついていませんでした
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この後、更なるコントローラブルを狙って制動力を弱めてみました
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自分で作業するならおススメの工具、トピークのラチェットレンチ↓
GROWTACのEQUALブレーキのインプレ
TRPのSPYREブレーキのインプレ
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