チューブレス用のバルブも色々と発売されているので調べてみました。
チューブレス用バルブ色々まとめ(IRC、Muc-off、パナレーサー、PEATY’S 、スパカズ)
IRC(アイアールシー)のチューブレスバルブ
現在気に入って使っているのがこのIRC製のチューブレスバルブ。特に不満はなくリピートしています。(BORA WTO と TOKENのホイール、BORA ONEのチューブレス化に使用)
軽量だし、基本的にこれを買えば間違いないと思っています。IRCはチューブレスタイヤの老舗だけあって安心感がありますね。
でも、他にどんなものがあるのか気になって調べてみたのが以下↓
エフェットマリポサ(effetto mariposa) Caffelatex(カフェラテックス) チューブレスバルブ
カフェラテックスを作っているメーカーのチューブレスバルブ。根元のゴムの形状を選べるのが特徴。四角と円錐型のどちらでも使えてとても良さそうなバルブ。ただ、長さが40mmとディープリムには使えません。
MUC-OFF(マックオフ)のチューブレスバルブ
非常に特徴的なMUCOFF(マックオフ)のチューブレスバルブ。44mmと60mmがあるようです。
- キャップがバルブコア廻しになっている
- 六角レンチで締めることが出来る
- 根元のゴムが複数種類用意されている
- カラーリングが豊富
バルブを六角レンチで締めることが出来るのは良いですね。これなら、チューブレスレディ対応リムをチューブレス化するときに、バルブの根元から空気が漏れる事例が減りそう。
PEATY’S (ピーティーズ) X CHRIS KING (MK2) チューブレス バルブ
こちらも特徴的なPEATY’Sのチューブレスバルブ。42mm、60mm、80mmとラインナップも豊富。
- キャップにニップル廻しがついている
- シーラントがサイドから出るようになっている
- カラーリングが豊富
なんと、スポーク緩んだ時の為のニップル廻しが付属します。
Panaracer(パナレーサー)のチューブレスバルブ TLV-44-B
新しく発売されたパナレーサーのチューブレスバルブはMUCOFFのバルブと似た構成でバルブコアツール付。長さは44mm、60mm、80mmがラインナップ。
- バルブコアツール付
- 穴が大きくシーラント詰まりを起こしづらい
画像をよくみると、こちらもシーラントが横から出るようになっているように見えます!マックオフとピーティーズの中間みたいなチューブレスバルブ!
PANARACER ( パナレーサー ) バルブ TLV-44-B @ ワイズロードオンライン
60mmっていうのは40~45mmハイトのリムに丁度良さそうですね。
Supacaz(スパカズ)のチューブレスバルブ Star Valvez
スパカズからもカラーリング豊富にチューブレスバルブが出ています。長さは50mmと65mm。何故か公式サイトに掲載されていません。
- 5種類のグロメットが付属し、多様なリム形状に対応
バルブコアについて、バルブコアこそメーカー製のススメ
さて、チューブレスバルブに付属するバルブコアについても書いておきます。時々交換が必要になるバルブコア、これもちゃんとしたメーカー製のものを使った方が良いです。
VITTORIA製、panaracer製、MAVIC製、中華のK-outdoor製を試してみましたが、明らかにK-outdoor製だけ空気抜けを止めるためのゴムが小さく、きつく締めないとエア漏れの原因になります。
上がMAVICのバルブコア
— sciff (@sciff2) September 29, 2021
下が中華の安いバルブコア
黒いゴムの成型が違って、MAVICのほうがしっかり空気を止められる
中華のは黒いゴムが凹んでるからネジの締め込みをキツくしないとダメ
やっぱりバルブコアもメーカー製が良いと思ったわ pic.twitter.com/He5xAcxdhr
パナレーサーのバルブコアも黒いゴムがしっかりしています。
まとめ:チューブレスバルブも色々ある!けどIRCのは良いよ
こうしてみると様々なメーカーからチューブレスバルブが発売されています。定番の NOTUBES のチューブレスバルブもありますし、シュワルベも出しています。で、チューブレスバルブに重要な性能はリムにフィットするかどうか。IRCのチューブレスバルブなら直径8mm程度のバルブ穴は問題なくOKな感じ。とはいえ純正品が用意されていない場合、最終的には現物合わせが必要なので、他の選択肢としてゴムの形状が異なる カフェラテックス や スパカズ などがあることを覚えておくと良いでしょう。
普通にフィットすることが分かれば、MUC-OFF や PEATY’S など、カラーリングや特殊な機能で選べますね。
コメント