秋~冬、グラベルシーズンに気を付けたい!ウェアの色と猟期の関係

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サイクリング的に、秋から冬にかけてグラベル&林道のシーズンとなります。これは、春~夏の間に活動するヘビ、ハチ、山ヒルなどがいなくなるからですね。これって実は狩猟の時期と重なっています。

先日、猟友会の方からお話を伺って、その内容がちょっと衝撃だったので書いてみます。

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猟銃による死亡事故?!未舗装林道などを走る時には服の色にも注意した方がいいかも

聞いた話の中でまず、猟銃による死亡事故は毎年のように起きているということが衝撃!そして、千葉県でも数年前に誤射での死亡事故が発生しています。これはグラベルサイクリストとしては気を付けたほうが良い内容かもしれません。

こういう道は危険なのかも!?

林道やグラベル、トレイルなどを走るのに押さえておきたい狩猟の知識

そもそも狩猟の期間はいつになるのでしょうか?

※千葉県における狩猟の時期は、「毎年11月15日から翌年2月15日まで」

まさにグラベルシーズンとダダ被り。少なくともこの猟期については千葉でも県外から人が狩猟に来ています。特に注意すべき時期というわけです。

狩猟の時期じゃなくても有害鳥獣の駆除が行われていることがある

また猟とはことなり、「駆除」の場合は猟期以外にも行われることがあります。そういう場合は駆除期間と範囲を示す看板が立っていたりするのですが、もし見かけた時は近づくべきでは無いでしょう。私も大多喜の林道に入ろうとしたときに見かけて、そのエリアに入るのをやめたことがあります。(なんか銃声っぽいの聞こえたし)

例えばこんな感じの看板だったりします↓

グラベル林道の走行に危険性はあるのか?

次に、狩猟が禁止されている場所はこちら(千葉県の例です)

これを見ると「公道での猟は禁止」されています。林野庁の管理になる未舗装林道なども公道ですが、場所によっては注意はしたほうが良さそう。

わだちの痕はあるけど、ここを公道と呼ぶには厳しいかもしれません・・・

そもそも死亡事故は撃つ対象をよく目視確認せずに撃ってしまうことが原因の一つ。ガサッ!と何か黒いものが動いたから「経験」で判断して撃った、というようなことです。特にこれは腕のいいハンターこそ、その上手さゆえに発生すると聞きました。

ということで少なくとも廃道のような房総林道を走るライダーは気を付けたほうが良いことは確実です。

ここは地図上では道なのですが、もはや公道とはよべないでしょう(近所の人から実際に薬莢が落ちていることがあると聞くエリアです)

気になるような場所に入るなら、猟友会のベストの色(オレンジ~イエロー)のウェアを着ていこう!

間違って撃たれないために何をするべきか??という点で教えて頂くと、オレンジ~イエローのウェアを着るのが一番良いということでした。だってこれ、猟友会のベストの色だから。これをちらっとでも見れば、動物と間違えて誤射するということはまずないでしょう。

猟友会のホームページより、ベストだけでなく帽子もオレンジだとなおベターですね

一方で一番おススメ出来ない色を聞くと、黒~茶色。動物と見間違えられる可能性大です!冬だとロードバイク的に下はまず黒いタイツしか無いので、上下黒でピタピタの服、これは結構マズそう。こういう格好で野グソするのに隠れてガサゴソするのが最も命取りだろうと思われます(^^;

過去にサイクリストが撃たれた事例はないと思いますが、念の為にこうしたことにも気を付けたほうがいいだろうと思うお話でした。

夜だけでなく、昼間のグラベルにも活躍できそうな反射ベスト(笑)↓

 

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こういうところを走る人は確実に気を付けたほうが良いですね(^^;

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