荷物を運びづらいのがスポーツ自転車の弱点。しかし、そんな自転車だって荷物を運べる方が可能性が広がります。最近はグラベルバイクにFIXPLUS+を常備していて、これがとても役に立つことがあります。
バイクパッキング用のバンド、FIXPLUS+(フィックスプラス)でいろいろ運ぼう
日常的に常備できるバイクパッキンググッズ、FIXPLUS+
グラベルバイクであるCHAPTER2にはブラックバーンのOUTPOSTカーゴゲージを片方だけ取り付けてあります。
なんでかっていうと、私の場合、グラベルバイクは完全に実用車としても使っているので、農作業やその他の作業に対応するためです。
で、そのケージにモノを取り付けるのに使っているのがこのFIXPLUS+というバンド。
グリップが良いシリコンバンドで、なんだってキュッと止めることが出来る。元々ケージについているストラップよりも汎用性が高くいろいろなシチュエーションに対応できます。例えば、こんな風にトップチューブにテントポールを結んだりできる。
使わない時はこのように、トップチューブにくくっておけば、普段から持ち歩いていても別に邪魔になりません。
テントなんかはもちろん、釣竿をバイクに結び付けようかとか、ちょっと夢が広がるアイテムです。
持っておけば急な案件に対応できるFIXPLUS+
バイクに取り付けていて助かったのがこの案件。
グラベルバイクだから、ワラサにも対応できました🐟 pic.twitter.com/gfnuoLyIVN
— sciff (@sciff2) May 23, 2024
TWITTERでフォローしてくれてる方はご存知かもしれませんが、私は漁師の手伝いをすることがあります。
で、グラベルバイクのAOで漁師の手伝いに行っていて、急に頂いたのがこのワラサ。デカい。
そんなわけで、お持ち帰りすることになりました。いやだって、こんな立派なワラサ、辞退したくないじゃないですか。
で、この時活躍したのが他ならぬ FIXPLUS+。工夫次第で意外と積載できます。
まずはフロントフォークに頭を縛ります。ケージがあったので頭を支えるのに役に立っています。
そして、ハンドル側に尻尾を括り付けるのがポイント。ケージ付属のストラップだと恐らく運べないケース。
かなりフロントヘビーでしたが、ちゃんとハンドル切れますし、無事に家まで帰ることが出来ました。
山盛りのワラサを数日食べましたが、ワラサをミンチにして餃子にしたのもメチャクチャおいしかったです。
FIXPLUS+は軽量なので普段使いにもいい
FIXPLUS+はこのように汎用性が高く工夫次第で結構何でも運べるポテンシャルを秘めているアイテム。そんなわけで、結構気に入っています。
昔、リアキャリアにフック付きのゴムバンドで荷物を取り付けたりしてたけど、ゴムバンドって伸びるから荷物が揺れるし、意外に耐久性が無かったりするものがあって、適切なものを選ぶのが実は難しい印象がある。その点、このFIXPLUS+は伸びないし、千切れそうな気配もないから安心できる。
ちなみに、私は持ってないけど、別売りのスペーサーがある。
あわせて使えばワイヤーに干渉しないようにハンドルバーに取り付けるなど更にいろいろな工夫もできそう。
ポイントは、このストラップを単体で持ち歩いてもそんなに邪魔にならないこと。
ロードバイクやグラベルバイクって、何かの拍子に荷物の運搬がネックになることが多いですが、そこを少し解決するだけで、可能性が広がってくる。こういう小型軽量で普段持っていても邪魔にならないアイテムって良いですね。
因みに私が持っているのは66cmのタイプ。実測重量は一本 37gです。
66cmはなんでも結べる長さですが、ちょっと長すぎると感じるケースが多い。とはいえ、余ったところも一緒に巻き込んでしまえば問題ないですが、一方でそのひと手間が邪魔に感じることもある。
ということで、ストラップの長さは、結べる直径を考えて選びましょう。例えば66cmなら対応できる直径は19cm、46cmなら対応できる直径は12cmです。
より細いNANOタイプもあります
タケノコだって、このストラップがあるお陰で3本積載することが出来ました
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