こないだ購入したNIKONのミラーレスカメラZ6用の 50mm F1.8S のインプレです。
NIKKOR Z 50mm f1.8 Sの作例とレビュー、ニコンZマウントの標準レンズ
Z6買ったのに、Zマウントレンズを持ってないの勿体ないかなぁと思って、標準レンズである50mmF1.8Sを購入してみました。
NIKKOR Z 50mm f1.8 S の写りの特徴、というか雰囲気
シャープネスが強くて、収差が少ないこのレンズ、自分としては撮影対象に向き不向きがあるように感じます。
例えばこういうアンダー目の写真を撮るにはかなりイイ。
なんとなく今風の写真になってるような気がする。
質感のよく写るレンズという印象。金属的なものとか、ガラスのキラキラ感とか、そういうのの艶を表現するにはとても向いていると感じる。
艶といえば、タコの艶を撮るのにも向いてるかもしれない。
猫の毛もシャープ
寄った時のピントに近い部分のボケは硬めに感じることもあるけど、距離がある被写体のボケは悪くない。
前ボケも自然。
ピントの合わせたところがめっちゃ引き立つ。
開放からコントラストが高く、信頼して使っていけるというレンズという印象。逆光に強いし、暗いシーンなどの悪条件でもとても優れた性能を発揮する。
AF-S NIKKOR 58mmF1.4Gとの比較
一方で女性や子供を撮るには、こんなにカリカリ写らなくていいとも思う。そういうシーンだとFマウントの NIKKOR 58mm F1.4G を使いたい。
あんまりアップしていい人物写真がないので、梅で。
明らかにホワッとした写り。色収差が残ってる。なんだか版ずれの印刷物みたい?
自転車を撮ってみる。
Zマウントの50mmはシャープネスが高いから、ピントの合っている部分が引き立つ(そこが不自然に感じられる面もある)。Fマウントの58mmmは、背景とのつながりが滑らかで自然な印象。
やっぱりこのレンズの写りも好き。
因みにAF-SレンズもZ6で撮ると開放付近でのAF精度がいいように感じるから(細かくテストしたわけじゃないけど)、撮ってて安心感がある。
まとめ:NIKON 50mm F1.8S はレンズを選ぶ楽しみが出来るレンズ
ということでZの 50mm F1.8S の解像力はFマウントのレンズよりも圧倒時に進化。そして、色収差も少なく、描写にクセがないというか、クセが無いのがクセになっているというべきか・・・とにかく、Fマウントレンズの描写とはかなり異なるので、使い分ける楽しみが出来てイイ。
寄った時は柔らかめに写り、遠距離を撮る時はバキバキに解像します。都会を撮るときとか、今風のスナップ写真に向いてる感じがするレンズです。
amazonの50mm、あとサイクリングには小型軽量な40mmF2も良さそうです
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Fマウントの一眼レフでイイと思っていたレンズは、FTZで使ってもやっぱりイイ。
Z6になっても出番が多いNikkor 28mmF1.8G。コンパクトなZの28mmF2.8もいいと思うけど、やっぱりF1.8でボケるのが魅力。
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