FELT(フェルト) ARのシリーズの新モデル AR ADVANCED が登場!

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FELT ARのニューモデル情報です。2020モデルより、そろそろARシリーズもモデルチェンジか?!と噂されていましたが、全貌が明らかになってきましたので記事にします。

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FELT(フェルト) AR ADVANCED!史上最速のARとは?

さて、FELT FR シリーズは FR advanced シリーズとしてほぼ全面的にDISCブレーキに移行の動きを見せています。なんせリムブレーキのFR1がディスコンですからね(^^;

さてARについてはどうなったのでしょうか?

FELT(フェルト) AR Advanced はDISCブレーキ化!

新しいFELT AR advancedはDISCブレーキのみの展開となります。そしてタイヤもトレンド通り30cまで入るようになりました。

ネジがはみ出さないように各所で気が配られています

ワイヤーもステム内蔵!専用ステムも使用可能ですが、従来のステムも使用できる設計でユーザーフレンドリーです。画像を見ると、ハンドルに内蔵されたケーブルがステムに入る直前に少し出てきて、もう一回ステム下側から内蔵される形になっています。ステムを外す際にも、ワイヤーを切らなくていいとFELTはうたっていますが、そのあたりの工夫があるのでしょう。このあたり世界中でレースがあるトライアスリートにとっては好印象なポイントですね。

ちょっとワイヤーが出ているのがわかるでしょうか?

また、専用ステムでも、普通の31.6mm径のハンドルを使用することが可能BBは386evoを採用しています。

新しい FELT(フェルト)AR ADVANCED は9%のスピード向上

さて、肝心の空力についてはどうなったか?ですが、FELTのアナウンスでは従来のARより9%速い48km/hで10w削減!)としています。また、ハンドリングや振動吸収性も向上しているということ。また最新エアロロードは素人が調整するには難しいものが多くなっているように見受けられますが、ユーザビリティーも従来通り保持しているということです。

これは好印象!プロのメカニックがいなくてもハンドル交換や、ステム交換ぐらいしたいですもんね。

白いカラーリングもあります

FELT AR advanced に、テキストリームカーボンは使われているのか?

FELTといればテキストリームカーボン。今回のARの仕様では、フレーム+フォークともに  UHC Advanced + TeXtremeカーボンファイバー が使用されています。

旧ARはAR FRDのみ、最高グレードのUHC Ultimate +TeXtreme®カーボンが使用されていました。

FRでもFRDだけ採用でしたね(フロントフォークだけは、FR1とFR2でも UHC Ultimate + TeXtreme カーボン)。

旧ARFRD テキストリームカーボン柄がメチャクチャかっこいい!

FELTによると、 UHC Advanced + TeXtremeカーボンファイバー の方が振動吸収性が高く、より多くのライダーにとって必要十分な剛性も有しているとのこと。私のFR1もフレームも UHC Advanced + TeXtremeカーボンファイバー ですけど十分な剛性があります。キッテルみたいな選手でなければこれで十分なのでしょう。

シートポストはちょっと変わった記述があって 高周波振動低減インサート付きTeXtremeカーボンファイバー が使用されているということ。bianchiのカウンターベイルみたいな感じでしょうか。シートポストの入り口付近にゴムのようなものがあるので、これのことかもしれません。

ここもネジがはみ出さないようになっています。

この機構で、シートポストのしなり量を大幅に改善したということ。FELTは、例えば27.2mmの丸パイプのシートポストよりしなるとしています。エアロロードだから乗り心地が悪いということは、もう皆無ですね。

FR ADVANCEDのフレーム 他のエアロフレームのように、シートステーとシートチューブの接点が極端に下がってはいないんですね

海外でフレームセット3499ドル、国内価格はフレームセットで298,000円とちょっとお買い得。(フレームセット重量で1200gとのこと)

またR8000機械式アルテグラが4999ドル、国内価格は598,000円

R8070アルテグラDi2モデルが6499ドル、国内価格は798,000円

完成車には Reynolds AR58 とコンチネンタルのGP5000がアセンブルされています。

機械式アルテグラモデル。シフトワイヤーはダウンチューブサイドから内蔵できます

AR FRD はフレームセットで598,000円(こちらは軽量なUHC Ultimate +TeXtreme®カーボンモデルです)

AR FRD advanced

新型FELT AR advancedまとめ

FELTのARといえばエアロロードの先駆けであったと思いますが、最近は Specialized のVengeをはじめ、TREKのMadone、Cannondale の SystemSix などエポックメイキングな車種が現れて、少し地味な存在になっていました。(僕は好きでしたけど)

今回、リムブレーキが無くなり、全DISCブレーキ化、従来より9%の高速化、振動吸収性、ハンドリングの向上、一方でユーザビリティは維持(ノーマルステム、ノーマルハンドルが使用可能)、としっかりアップデートしてきました。

一般ユーザにとってはユーザビリティの確保が一番嬉しいポイントでしょう。

今回満を持して登場する FELT AR は、本国のFELTのHPで注文すると、3/31から出荷されるようですので、早ければ4月には実際に乗ることができそうですね。

※日本でもFELTの2/8の試乗会で新型ARが試乗できそうです。レポートが楽しみですね。

↓すでにレポートありました(^^;

フェルト、エアロロード戦線に反撃 「AR」が6年ぶりにフルモデルチェンジ - フェルト 新型ARデビュー Vol.1
先代のデビューから6年の時を経て、いよいよフェルトのエアロロードモデル「AR」がフルモデルチェンジを遂げる。「5ヶ年計画」の末に誕生した、より速く、より快適で、より高い汎用性と走行性能を身につけたニューモデルの詳細を、フェルトの本拠地カリフ...
FELTならではテキストリームカーボン柄が見て取れます^^

こないだ乗ったチャプター2のエアロロードREREのインプレ。これ結構好きです。

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