サイクルスポーツでも高評価だったシュワルベプロワンチューブレスイージーのインプレッション記事です。
因みに2020年度新型のインプレはこちら
schwalbe pro one チューブレス イージー のインプレ
結論から言うと、軽くて乾いた転がり感で失速感の無い最高のタイヤです。今、自分が一番好きなタイヤ。対抗出来そうなタイヤではまだGP5000TLとCORSA SPEED TLRは試してないんですけどね。
GP5000TLは重くて(300g)取り付けが困難ぽいのと、CORSASPEEDは耐久性が無いので手を出さないでおこうかなと。
schwalbe pro one の心配な点
さて、当初、シュワルベプロワンが出た当時、興味はありましたが中々手が出せずにいました。その理由としては3点
- シーラントが必要なチューブレスイージーって難しくないの??
- 組み付けは固くない??
- ハイエンドタイヤなので耐久性が悪いんじゃない?
ってことでした。
シュワルベプロワンの装着性は全く問題なし!
こちらも結論から言うと装着性は全く問題なし!かなり柔らかいタイヤで、装着はGP4000より楽ちんです。チューブが無い分はるかに楽。
シーラントは最初入れなくてもOKでしたが、2000キロ位でエア漏れが発生したのでシーラントを入れることにしました。私のお気に入りはポントレガーのシーラントです。理由は、リムを腐食させないこと、臭くないこと、タイヤ表面にべったり固まりのようにならなかったこと、です。カフェラテックスもリムを腐食させず良いと薦められて使ったことがあるのですが、タイヤ内側全面にへばりついて乾いて残ってしまい、掃除が面倒だったので、ボントレガーを使っています。
※その後、coffelatexをまた使用しています。どうやらタイヤ内で泡のようになってシールするという特徴のおかげか、チューブレスレディタイヤの初期漏れを防ぐのには適しています。20cc位で十分とまります。
このタイヤはやはり基本的にシーラントは要るものと考えた方がいいです。
シーラントを入れるとき、私はタイヤを装着して、バルブコアを外して、そこから注入しています。100均のダイソーの注射器がサイズピッタリ。まぁ、シーラントの容器そのままダイレクトでも問題無いですけどね。
チューブレスタイヤとしては軽量でヒルクライム向き
シュワルベプロワンの良い点は23cのタイヤで235gという軽量さ(実測で245gでした)。25cで255g。
GP5000TLは非常に重すぎ(300g) 、IRCのRBCCの23cはノーマル版で260g、RBCC lightは255gとピュアチューブレスにしては非常に軽いのですが、ヒルクライムではシュワルベプロワンの方が軽く登ります。きっと転がり抵抗の低さも効いているのでしょう。
また、23cのタイヤでも実際に装着すると(C15のナローリム)太目で24cか25cのタイヤのようです。
BORA WTO45(C19)に23cを取り付けても違和感なく普通に使えています。
シュワルベプロワンは耐久性もめちゃくちゃ良い
シュワルベプロワンは、少なくとも4000kmは持ちます。そこで他のタイヤ(fusion5チューブレス)に変えたのですが、ハッキリ言ってまだ全然乗れる状態でした。 サイドウォールもGP4000やS-WORKSのような弱さは無く、また貫通パンクに弱い印象もありません。
もちもち系のタイヤであるFUSION5はグラベルに突っ込むとタイヤのトレッド面がはがれてしまうことがありましたが、シュワルベプロワンではグラベルを走っても全然平気!ハイエンドタイヤなのに頑丈です。(但し、FUSION5より乗り味は固めで、乾いた感じです。)
これまで、5本くらい使って、一度だけ貫通パンクをしましたが、このタイヤはチューブレス用のパンクパッチは使えません。裏面が凹凸のあるザラザラなのでパッチを貼り付けられないからです。
シーラントでエア漏れが止まればそれでOK。止まらなくてもチューブを入れて走ればOK(帰ってからシーラントを再注入してエア漏れが止まれば継続使用して大丈夫です)。パンクに対しては組付けが簡単なので全く心配無用。
まとめ、シュワルベプロワンは耐久性もあり転がりも良い最高レベルのタイヤ
チューブレスの快適さと、低い転がり抵抗を味わいながら、クリンチャー並みの扱い易さを兼ね備えた、素晴らしいタイヤと思います。ヒルクライムに使うチューブレスタイヤとしては、シュワルベプロワンの23cがおすすめです。
fusion5はあくまで舗装路におススメ↓
他のタイヤとの詳しい比較インプレはこちら↓
シュワルベプロワンがモデルチェンジするようです^^
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