R7100 新型105とR8100、SRAM eTAP RIVALの比較

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遂にDi2となる新型105が発表されました。折角なのでとても気になっている SRAM RIVAL etap や アルテグラのR8100と比較してみたいと思います。

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R7100 新型105とR8100、SRAM eTAPの比較

R7100の105と比較すべきSRAM(スラム)のRIVAL

SRAMのeTAP。個人的に操作感が良く、配線も不要ということで非常に優れた電動コンポだと思っています。特にRIVALは安価になり、ブラケットも小さくなって非常に好印象。

ということでこのRIVALとシマノのDi2を比較したいと思います。

Shimano(シマノ)新型105 R7100 と SRAM(スラム) RIVALを比較

R7100とSRAM RIVALは、価格および重量的にも狙ったかのように競合します。

  • SHIMANO R7170 ¥206,259 2,888g
  • SRAM RIVAL ¥199,067 2783g

ですので、普通に選ぶなら操作感の好みや変速スピードで選んでしまって良いでしょう。

やはりR7100の価格競争力は高いですね

R7100のスプロケット CS-R7100とCS-HG710

R7100の12速スプロケットは、11速の11-30に34Tを加えたものとなりました。

  • 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T 361g
  • 11-12-13-14-15-17-19-21-24-28-32-36T

さらに、R9200とR8100には無かった、11-36Tも登場しています。

むしろこの11-36Tはフロントシングルに使ってみたいスプロケットでもあります。

SHIMANO R7100 と SRAM RIVAL 、R8100を電動コンポだけで比較

但し、グループセットで導入しない場合、クランクやスプロケットは他グレードを選ぶこともあるので、電動コンポの部分のみで詳しく比較したいと思います。

R7100RIVALR8100参考:R7020
STI¥60500
423g
¥59400
845g(ブレーキ込)
¥83160
391g
機械式油圧レバー
¥43498
610g
FD¥17820
142g
¥26070
180g
¥25830
116g
¥5216
95g
RD¥33000
302g
¥38060
366g
¥41160
262g
¥7493
232g
BR¥16830
282g
¥18365
282g
¥15345
265g
合計¥128150
1149g
¥123530
1391g
¥168515
1051g
¥71548
1202g

ここだけで見ても、105はRIVALより軽量。ところで気になるのがSRAMのレバー単体の重量です。SRAMは元々レバーが軽量なので、ハンドル回りを軽くしたいならSRAMは強力な選択肢になり得るはずで。

小型化されているRIVALのレバー(上がFORCEで下がRIVALです)。握ってみると大きな違いを感じます。

実測重量を調べようとして出てきたのが以下

Hands On: Complete Rival eTap AXS wireless road group with actual weights
WanttoknowhowmuchthenewSRAMRivaleTapAXSwirelessgroupactuallyweighs?Ofcourseyoudo,sowehavetheanswers!

このページの下の方のコメントでSRAM RED etapの重量がレバーが233g、ブレーキが158g、合計391gとありますから、恐らくRIVALのレバーのペアの重さは少なくとも466g以上で500g未満でしょう。

SRAM RIVALのコンポセット

ということは、ハンドルを軽くする目的での電動化なら、RIVALより105が軽そうです。因みに機械式アルテグラのST-R8050 は 419g。今回の電動105の ST-R7170 は423gですので、これなら油圧にしてハンドルが重いというデメリットも感じずに済むでしょう。

ST-R7170、レバーの形状はかなり進化したように見えます。因みに電動デュラエースのST-R9270はペア350g。

結論としては、完全な無線が良いならSRAMのRIVALだけど、重量と価格は105の方が優れています。R7100の105でも、ハンドルからフロントディレーラーへの配線が不要になるので、最近のフル内装式フレームを組むのは非常に楽になるでしょう。

ワイヤー式ディスクブレーキ×電動12速を実現するにはどうすれば良いか?

ところで、電動12速で「もっとハンドルを軽くしたい!」「輪行のトラブルを避けたい!」などの希望などで、紐引きのディスクブレーキを使いたい場合は、リムブレーキ用の電動コンポを使うことになります。

ワイヤー引きのディスクブレーキ TRP SPYREで組んでみた例

油圧じゃないワイヤー引きの電動12速コンポとしては

  • SRAM RED etap ペア 284g、139,480円
  • SRAM FORCE eTAP ペア 348g、76,340円
  • アルテグラR8150 ペア 295g、48,395円
  • SUPER RECORD EPS ERGOPOWER ペア 280g¥77,000

こうしてみると、アルテグラの12速レバーST-R8150を購入するのが良さそう。(STI~フロントディレーラー間の無線化は出来ませんが(^^;) ※ちなみに油圧のST-R8170は391gです。

ST-R8150 リムブレーキ用12sならアルテグラのレバーで十分に軽いです

まとめ:SHIMANO R7100系は非常に競争力のある電動コンポ、しかし20万は高価

こうしてみるとR7100系は非常に優秀な電動コンポと言えそう。これまでSRAMのRIVALしかなかった価格帯に位置し、レバーはリムブレーキ用のアルテグラぐらいに軽量。これまでのディスクブレーキの弱点(ハンドル回りが重い)を潰しに来たコンポと言えます。しかしながら20万という価格はなかなか手が出ないのも確か。

グループセットで20万円は昔のデュラエースくらいなので、流石に高価です

今後も低価格でディスクロードを組もうとするなら、従来の機械式油圧を選ぶか、ワイヤー引きディスクブレーキにするか悩ましいところ。機械式油圧の弱点として、R7020のレバーはペアで610gもあります。

一方で紐ディスクの場合、例えば、ワイヤー式のグロータックのブレーキは3万3千円しますが、これをリムブレーキのコンポと組み合わせればもっと安価に組むことが出来ます。

このピンクのがグロータックのEQUALブレーキです。引きも軽くお気に入り

例えば、11速の105と合わせれば11万弱ぐらい。12速のSENSAH&105のクランクを合わせれば9万くらいで組めます。コスト面も含めて、紐引きのディスクブレーキを選択する意味はありそうです。ブレーキをシマノのBR-RS305にすれば更に2万円ほど安く組めます。

SENSAH11速のレバー、カーボン仕様。耐久性は未知数ですが、そこそこ軽量で安価です

アリかもしれないリムブレーキ用のDi2レバー ST-R8150。また、SENSAHの12速レバーと105のクランク。フロントディレーラーはシマノに変えると良さそうですね(※11sではMIX出来ましたが12sは未検証)。あとシマノのBR-RS305。

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まさかこれを書いた時は105が電動のみになるとは思ってませんでした(^^;

機械式ディスクブレーキの一覧。グロータックやシマノだけでなく、TRPやJUINTECHも候補になりえます

SENSAHの購入インプレ、変速の為のレバーの押し加減など。クリック感はかなり良いです。

SENSAH11速は、シマノとMIXでもちゃんと使えるシマノ互換でした

グロータックのブレーキ、めちゃくちゃ効きます

250gのレバーとメカニカルディスクブレーキで組んだCHAPTER2のAO。非常に軽快に動作します。最初はTRPのSPYREで組みましたが、今はグロータックに換装して弱点が無くなりました。

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