RT-CL800と旧型RT-MT800の比較(アルテグラ R8100系のディスクローター)

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春に購入したディスクローター「RT-CL800」を取り付けたので、旧型との比較をしながら書いてみます。

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RT-CL800の購入と取り付け(アルテグラ R8100系のディスクローター)旧型RT-MT800との比較

Amazonでお買い得だった時に購入しておいた RT-CL800を取り付けました。

購入しておいたアルテグラのディスクローター RT-CL800

RT-CL800と旧型RT-MT800の比較

これまで使っていたディスクローターはRT-MT800、MTBのXTグレードのローターです。

ローターの厚みは実測で1.7mmでした。まだ0.2mm分使えるはずです。

0.1mmほど擦り減ってるようですが、140mmのローターで実測85g。(カタログ重量88g)

一方RT-CL800は新品で実測94.5g(カタログ重量97g)。(もちろん140mm)

ローターの厚みは実測で1.75mmでした

ということでカタログ表記通り、約9g重くなりました

今回の改良点はシャリシャリ音を抑えるために、アームなどが強化されたということなので重量化はやむなしでしょう。

裏から両者のアームの構造の違いをみてみる

そもそも機械式ディスクブレーキであるグロータックのEQUALブレーキで使っていると、ローターとのクリアランスを広くとれるのでシャリシャリ音とは無縁です。しかかしながら、ディスクローターのゆがみが減るというのは単純にメリットがあるんじゃないかと思います。

ところで、今回のRT-MT800の厚みとこれまでの走行距離を考えると、新品でも1万kmは持たなさそう(ざっくり3000kmで0.1mm擦り減ってます。※フロントで使用)。旧型はせいぜい8000kmくらいが寿命と推測されます。一方、新型のRT-CL800は厚みが1.75mmと薄くなったので、6000~7000kmで寿命を迎えるんじゃないでしょうか。

内セレーション式ロックリングのメリット

ところでこのディスクローターは内セレーション式を購入しています。私が内セレーション式を選ぶ理由は以下の2点、

  • ロックリングが外セレーション式より軽い(8g)
  • 工具でなめにくい
ロックリング込みで102.5gです

内セレーション式でのデメリットは太いスルーアスクルは通らないことですね。

なお、ロックリングごとの重量比較はこちらの下の方にあります↓ 下のグレードのRT-MT70だとロックリングも重くなります(^^;

ディスクローターRT-CL800の取り付け

取り付けは、内セレーション式なのでスプロケット工具で取り付けるだけです。注意すべき点は、スプロケットと同様に、ここにギザギザのワッシャーが無いと緩んでしまうケースがあるということでしょう。

このステンレス(?)のワッシャーは超大切です!

付属しない組み合わせの場合は要注意!あとから徐々に緩んでくることがあります。トラブル事例はこちら↓

ということで特に問題も無く、取付完了!あんまり大きな違いはないですが、以前のSM-RT800でも特に不満があったわけではないのでこれで十分でしょう。少しの差ですがローターの形状的にカッコよくなった気がします。

走り出しはやはり馴染んでないので効きが悪いです。ディスクブレーキのこういうところは、やはりあんまり好きではないですね(^^;

左が旧型のRT-MT800、右が新型のRT-CL800

旧型のRT-MT800と新型のRT-CL800。旧型になったとはいえ、より軽量なRT-MT800もありなんじゃないでしょうか?

ワイヤー式でも紐×油圧のJUINTECHなどだと、シャリシャリ音が出やすいので、新型のRT-CL800の方良いでしょう。

フルメカニカルのSPYREやEQUALはシャリシャリ音は無縁です。

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