先日ライド中にいきなりポロリとサドルが取れました(^^;
シートポストのヤグラのトラブルでサドルが取れた件
ライド中にサドルが取れた!
発生した現象は、停めていたバイクにまたがってさぁ出発!というときにサドルがポロリ!です
いい~感じの林道でこの写真を撮って、そして座ろうとした時・・・
座ろうとしたらサドル取れた pic.twitter.com/tlziTwpiXe
— sciff (@sciff2) September 4, 2021
ホントに簡単にサドルはとれてしまいました。
フルダンシングで帰還、サドルが無いとクリートを外すのが困難になる
サドルが無くなると、バイクの振りが超軽くなります。ここからはフルダンシングで家までたどりつかなければなりません。折角なんでシートポストの出代も短くして更に軽くします!
マジで軽い!!
進むには問題ありません。しかし本当にこまるのは・・・
クリートが外せない!!!
クリートってクランクを下にしたときには外しやすい。しかし、サドルが無いとクランクを下にしてカカトを回せない!
ということで停車するのが非常に困難に(^^; 車が来る道では結構危険です・・・ということで、シートポストに一瞬腰掛けたりして、かなり無理やりクリートを外しながら進むことに。
お尻の緊急事態宣言!シートポストがお尻に刺さる!
しかし、やはりクリートを外すたびにシートポストに座るのは無理があります。ハッキリ言ってお尻へのダメージが大きい。ということで対応するしかありません。ポケットに入っていた携帯リュックをシートポストに被せて痛みを緩和します。
サドル修復完了!
— sciff (@sciff2) September 4, 2021
ポケットに予備があって助かったわ✨ pic.twitter.com/yeORNfhjgu
万が一サドルが取れたとき、参考までにこういう凌ぎ方もあるということで・・・
サドルが外れた原因を検証する
今回外れた原因は、シートポストのヤグラの雌ネジが劣化。穴の状態をみると雄ネジ側の掛かりが浅く、規定トルク以内でもネジがトルクに耐えられなかったのでしょう。(一本締めですし)
ネジの掛かりが浅いのは通常の7×7mm金属レールよりもレールに厚みがある7×9mmのカーボンレールのサドルを装着していたからですね。
購入する前に、メーカーにカーボンレールのサドルが付くか確認していますが、このような現象は珍しいのかもしれません。
一応、このサドルとシートポストの組み合わせで3年半使ってこれまでは問題がありませんでした。
家に帰ってから、シートポストに7×7mmの金属レールのサドルを取り付け。これならネジがしっかりかかるので取り付け可能です。
受け側の雌ネジを交換出来れば更に安心ですね。
まとめ:カーボンレールのサドルを使う場合、ヤグラのネジのかかりに注意!
ということで7×9mmのカーボンレールのサドルを使う場合は、ヤグラのネジの掛かり具合をよく確認した方が良いでしょう。掛かりが浅い場合、出来ればより長いネジに交換して、しっかりネジがかかるようにするほうが事前のトラブル防止になります。
おまけ:シートポストのヤグラの方式の違い
ところでヤグラの固定方式でトラブルが出にくいと思ったのはFSAのSL-Kシートポストです。前後に2本では無く、横に2本のネジが並んでいるので固定に問題は起きたことがありません。3TのSTYLUSもこのタイプです。角度は無段階に決めることが出来ます。
CHAPTER2のAO付属のヤグラは2本ですが、このタイプ。角度と前後位置を別々に決めることが出来ます。
一本締めはコレ。今回のシートポストもこのタイプです。ギザギザの噛み合うところしか止められないので0.5度の角度なんかは調整できません。まぁそれで困ることもほぼ無いんですけどね。一本締めのメリットは、ボルトの数が少ない為、ヤグラを軽量に出来ることです。
トラブル防止の一つとして、締め過ぎを防止するトルクレンチ。サドルクランプは緩くても音鳴りやサドルがズレる原因になるので、しっかりと取り付けを
今回トラブルが起きたTRIGONのシートポスト。ネジがもう3ミリほど長ければ何も問題無かったはず・・・金属レールのサドルを使う分には全く問題がありません。一本締めのため、3Tの一番高いシートポストより軽量でコスパも良いです。
SELLE ITALIAのサドルは金属レールでも200g切っています
カーボンレールのフィジーク・アリアンテ
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