シマノからクランクの回収&点検を行うという発表が2023/9/21にありました。
SHIMANO(シマノ)クランク FC-R9100、FC-9000、FC-R8000、FC-6800のリコールについて
かねてから接着がはがれてあり得ない壊れ方をすることが話題になっていたデュラエースのクランク。少し検索すれば恐ろしい壊れ方をしたクランクを多数見ることが出来ます。
そして遂に、シマノからは「無償点検プログラム」と称して自主回収&点検の案内が発表されました。つまりこのような恐れのあるクランクが、自主回収&点検の対象となります。
対象製品は以下
- ULTEGRA FC-6800
- ULTEGRA FC-R8000
- DURA-ACE FC-9000
- DURA-ACE FC-R9100
- DURA-ACE FC-R9100-P
シマノの発表のページはこちら
自分のクランクが対象となるかのチェックはこちら。赤枠の製造刻印が対象のものかどうか確認すればOK。
ところで私はFC-R9100を使っています。
ということでチェックすると・・・
見事に当たりクランクでした。
とりえあずクランクの接着構造の継ぎ目を手で触ってみましたが、気になるほどの段差や割れ目はみあたらないように思いました。
シマノからは「点検の準備が整い次第あらためて詳細な情報をご案内させていただきます」とのアナウンスがあります。ですのでしばらくこのままステイですね。
対象となるクランクのお持ちの方は是非一度チェックをおすすめします。実走中に折れてしまったら大変ですからね・・・詳しくはこちらも非常に参考になります↓
シマノからの対応について、続報はこちら。対策が必要なクランクの割合は1%以下の見込みだそう。
シマノクランクの点検の件をシマノさんに確認しました。
— サイクルショップ金太郎の店主 内之倉 順二 (@3196kintarou) September 25, 2023
正確には、まだ決まってないものの
・11月までを目途に、お客様が点検に持って行けるように発表すると。
・点検は協力する販売店で行い、点検費用に関してはお客様は無料。販売店には工賃をお支払い頂けると。… pic.twitter.com/QOeQJG9wh3
ということで105グレード(R7000や5800系)のクランクはむしろ頑丈ということ。11速環境ならある意味(耐久性という意味で)R7000のクランクが最強とも言えます。(^^;
R9100デュラエースに比べると実測で115g重いR7000のクランク(※FC-R9200と比べるとわずかに37g重い)、変速性能はあまり変わらないと感じました。
GRXのクランクもQファクターが5mm広がりますが悪くありません
コメント