CHAPTER2TOAを注文したので、その経緯や選んだ理由を書いてみました。ほとんど日記みたいなもんです(^^;
CHAPTER2(チャプター2) TOAを注文しました
これまで普通のロードバイクとしては、FELTのFR1(2017年モデル)に乗っていました。そして、グラベルバイクにCHAPTER2のAOを追加。そして今回、最近発売されたCHAPTER2のTOAを注文しました。
フレーム購入の経緯
私の乗っているFELTのFR1はヒルクライム向けにと思って組んだ、特に不満のないバイクです(フレーム重量840g、フォーク300gと超軽量、散々試乗して、登りの軽さとコスパで決めました)。普通のロードバイクとしてこれ以上のものは要らないけど、もし次買うとしたらエアロ性能が向上しているものが理想的。
エアロ性能で圧倒的な差を見せつけられたのがTREKのMADONEです。あまりにも衝撃的な差でした↓
今回注文したTOAは、エアロ性能がCHAPTER2のTERE(TEREもかなり風抜けの良いバイク)より良いこと、試乗して踏んだ時のフィーリングが良かったこと、ヒラヒラ感のある軽量ヒルクライムバイクではありませんが、ロスなくしっかり登る感じでヒルクライムにもかなり良いと感じたことが購入した理由です。まとめるとアップダウンも含めて楽に楽しく遠くまで行けるバイクという感じ。実は試乗するまであんまり興味がありませんでした
最近乗った中では、ビアンキのスペシャリッシマDISCも走りが楽しくなりそうなバイクでとても良かったです。両方買えるならスペシャリッシマも欲しい(笑)
ところで、レーシーで踏んだ感じが固いバイクだと、長距離走ると疲れてしまったり、調子が悪いとあまり乗りたくなくなったりするので、今回は選択肢に入れませんでした。具体的には、FELT FR1×BORA WTO45は速いけど特に横剛性が高すぎて、私には楽しく乗りこなせる脚がありませんでした(^^; ※フレームとホイールの剛性感についてはこのへんにあります↓
ということで自分が試乗した中で、足が無くても身体へのダメージが少なく踏み続けられると感じたのが上記2車種です。(DISC版は乗ってないけどアンカーのRLシリーズも足あたりの良いフレームだと思います。)
※他には直近では ピナレロ ドグマF、アンカーRP9、サーベロS5、チャプター2HURUに試乗しています(少し前ならリムのTCRも良かった)。それらの中で、もっと乗っていたいなぁ~と感じたバイクがビアンキのスペシャリッシマとチャプター2のトアでした。
CHAPTER2(チャプター2)TOA TONGARIRO(トア トンガリロ)
オーダーしたカラーはTONGARIRO。写真で見たときは余裕でスルーでしたが、試乗したときに一番目に入るトップチューブの柄が独特でハマったこと。このカラーは追加生産する予定がなく残り少ない、ということもあり注文。
他のカラーだと、発表されたばかりのTOA MOANAはブルー系で既に持っているAOと被ります。
ブラックのフレームのみなら約32万円(税別)と安い(この性能ならコスパが良い)し、バイシクルクラブの写真がカッコイイのでこの組み方もいいなぁと思ったり。
しかし、やっぱり折角のCHAPTER2だし特殊なカラーリングに決定。
CHAPTER2(チャプター2)TOAのサイズの選択について
TOAは、XSサイズ、Sサイズともに試乗してSサイズのハンドリングの方が好み(ダンシングでハンドルとペダルのタイミングがあってやりやすいと感じます。XSだとハンドルのタイミングが少し遅い)なのでSサイズを選択。CHAPTER2では小さいフレーム用にフォークのオフセットを二種類用意していますが、XSとSで共通のオフセットでヘッド角が結構異なるので、ハンドリングが異なる可能性のあるジオメトリです。サイズ感で迷うなら両方試乗して比べたほうが良いでしょう。詳しくはこちら↓
メーカーのジオメトリ表だと身長165cmはXS。本当はXSにしてシートポストを長く出したかったのですが、自分にとって今回のハンドリングはSサイズが明らかにベター。スタックをみると、ステムべた付けで組めます。
※ところで、この辺をどう感じるかは、その人がこれまで乗っていたバイクとの相対評価になるでしょう。私はFELT FR1 の470サイズに乗っていたので、それと比較してこのように感じているということですね。それぞれ、ヘッド角とトレールを比較すると TOA XS ヘッド角71度 トレール60mm 、FELT FR1 ヘッド角71.5度 トレール58mm 、TOA S ヘッド角72度 トレール55mm、となります。FELTと比べると確かにXSとSで評価が分かれるはずです)
※組むときに分かりましたが、汎用ハンドルを使うなら15mmのスペーサーを使う必要があるので、それでポジションが出なくならないかは要注意です!
CHAPTER2(チャプター2) TOAのコンポの予定
今バイクを購入するとついてくるのが「コンポ手に入らない問題」。ここが解決しないとニューバイクを注文しても組めません。
しかし、とにかく試乗車のフィーリングが良かったので、試乗車と同じデュラエースのクランクが良さそう。つまり、手持ちのFR1からR9100のリム用デュラエースを移植し、ワイヤー式ディスクブレーキであるTRPのSPYREで組む。これならコンポについては問題なしです。
※本当は次のバイクは、N3Wハブ対応のホイール×13速スプロケ&ウイングシフターで組もうと考えていました。
グラベルバイクに装着しているグロータックのブレーキも良いのですが、細いロードタイヤだとリアの制動力が過剰気味になりそうです。手持ちのSPYREでダメならグロータックに交換します(笑)
ホイールは BORA ONE 35 DBを予定。スペックを比較検討して一度はZIPP303FCに決めたのですが、実際にBORAに乗った時のフィーリングが非常に好みであることと、このフレームに合わせるのに、クラシックなBORAのグラフィックがカッコイイと思ったからです。
また、自分としてはTOA×ZIPP303FCだと快適性が高すぎて逆にロードっぽくないように感じました(むしろ303FCはグラベルバイクに合わせたい。)。これは、TOA自体の振動吸収性が高く、なおかつZIPPに”柔らかい”シュワルベプロワンだったのもそう感じた原因の一つでしょう。私は、IRC s-lightの方が固めで好みなので・・・
一方で、振動吸収性をタイヤに任せているレーシング系フレームや、超ロングライド仕様にするならZIPP303FCを選択したかもしれません。
ということで、CHAPTER2(チャプター2)TOAを注文完了
CHAPTER2のTOAは、ヒルクライム&エアロ&ロングライドともに性能が良さそうなのでこれ買っておけば次はもう要らないだろうと思います。自分で組むつもりですが、分かりにくいT47のBBと、ケーブル内装ハンドルのMANAがどうなることやら・・・と楽しみです。
※というか、この記事公開する前に到着しちゃいました↓
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