- 実際に乗ったロードバイクのタイヤ比較インプレ(チューブレス多め)
- ◎ クリンチャー タイヤ
- CONTINENTAL GP4000S 23C ★★ (←お気に入り度、★4個以上はリピートした、もしくはリピートしたいと思うタイヤです)
- パナレーサー raceA EVO3 ★
- S-WORKS turbo 24C ★★★
- ◎ チューブレス タイヤ(チューブレスレディ含む)
- SOYO EX WING 23C ★★★
- hutchinson FUSION3 ★★★
- IRC RBCC 23C ★★
- SCHWALBE PRO ONE 23C/25C ★★★★★
- HUTCHINSON FUSION5 PERFORMANCE TL 23C ★★☆
- SCHWALBE PRO ONE ADDIX TLE 25C ★★★☆
- MAVIC YKSION PRO UST 25C ★★★☆
- IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT 23c ★★★★
- IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT 25c ★★★★☆
- IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT 28c ★★★
- パナレーサー GravelKing(グラベルキング)TLC 32c ★★★★☆
- パナレーサー GravelKing SS TLC 32c (グラベルキングSS)セミスリック ★★★
- Veloflex Corsa Race TLR(ヴェロフレックス・コルサレース・チューブレスレディ)★★★★
- Continental GP5000 s TR(コンチネンタル・グランプリ5000s・チューブレスレディ)32c ★★★★★
- MICHELIN(ミシュラン)POWER CUP(パワーカップ)TLR 25c ★★★★★
- MICHELIN(ミシュラン)POWER CUP(パワーカップ)TLR 28c ★★★★☆
- VITTORIA(ヴィットリア)CORSA PRO CONTROL TLR(コルサ プロ コントロール・チューブレスレディ)34c ★★★
- パナレーサー GravelKing(グラベルキング)TLC 38c ★★★★☆
- パナレーサー GravelKing(グラベルキング)X1R 45c ★★★★★
- 転がり抵抗の比較
- 乗り心地の比較
- フックレスリムとの相性
- 耐久性の比較
- 好みの順だと・・・インプレまとめ
実際に乗ったロードバイクのタイヤ比較インプレ(チューブレス多め)
ロードバイクのタイヤ。こだわりたいけど何買っていいのか分からない!そういう悩みありませんか?雑誌のインプレを読んでも本当かどうかよくわからないし・・・
中でもチューブレスタイヤのインプレはやっとサイスポで特集されましたが、まだまだネットにはインプレが少ないようなので、私がこれまで乗ってきたタイヤのインプレとおすすめの選び方書いてみます。どうぞご参考までに。
また走る状況により重視する点が、転がり抵抗なのか、グリップか、振動吸収性を良くしたいか、耐久性なのか。重視するポイントで変わってきますよね。 比較は一番下にあります。
これからチューブレスを導入しようとしている方にも基準として分かりやすいように、まずはクリンチャーのGP4000から書いていきます。
◎ クリンチャー タイヤ
CONTINENTAL GP4000S 23C ★★ (←お気に入り度、★4個以上はリピートした、もしくはリピートしたいと思うタイヤです)
ド定番のクリンチャータイヤ。私自身クリンチャーで最も使ったタイヤ。転がりは良いと感じるけど、乗り心地が固くて、でこぼこの路面が辛いのが難点。ここからチューブレスに替えたら劇的に良くなったのがチューブレス派への入口だった。耐久性が高く5000キロ持つ。石も弾き飛ばす固さ。
クリンチャーならGP4000より、SCHWALBE ONEの方が柔らかく振動吸収に優れ、転がり抵抗も同等なので良いと思う。
パナレーサー raceA EVO3 ★
グリップが良く走りに安心感があるタイヤ。耐久性も良い。ただ、個人的に走行時のグリップのネットリ感が好みではない。多分自分は乾いた走行感のほうが好きなのだと思う。あと、径が小さいのかリムにはめづらいのでチューブ交換に苦戦する。正直に言うと、このタイヤより、最近のチューブレスタイヤの方がよっぽど嵌めやすいです。
S-WORKS turbo 24C ★★★
GP4000Sを乗り心地良くして、グリップを上げて、耐久性を下げた感じ。レーシングオンリーと書かれてあるように、すぐにトレッドが減っていき、リアの山がすぐにフラットになる。。。転がりはGP4000と同等。輪行中に謎のサイドカットで死亡。金属パーツがサイドにあたり、穴が開いた様子。自分にとって、このタイヤは耐久性が無さすぎる。本当にレース用として使うなら良い選択と思います。
◎ チューブレス タイヤ(チューブレスレディ含む)
SOYO EX WING 23C ★★★
初のチューブレスタイヤ。まだチューブレスが悪評高かった時代のタイヤ。コツが分かってて力が無いと、リムにはめられない。指の皮が剥けたとか、そういうインプレはこのタイヤやhutchinsonのfusion3のせい。タイヤ交換は軍手していないと手の皮が剥けてしまう恐れがあるので、これでロングライドは怖いというのはそりゃそうだと思う。但し、振動吸収性はとても良く、でこぼこした路面でも減速せずにクリアできる乗り心地。耐久性も良く5000キロ持つ。嵌めにくささえなんとかなれば、ロングライド、通勤には最適。嵌め込みの難しさを心配しながらロングライド運用するなら、 FAST AIR のようなシーラントとCO2ボンベを持ち歩く手がある。
hutchinson FUSION3 ★★★
SOYOと一緒。見た目も一緒。トレッドのゴムが違うらしい。乗っても違いはあまり良く分からない。でも好きなタイヤ。古いサイスポで安井さんが褒めていたけど、きっと本心だと思う。転がり抵抗と振動吸収性のバランスがいいし、空気圧を6気圧位に下げてもコシのある乗り味でベタッとしないところがいい。後継のFUSION5より好きかも。 ただ、やっぱり嵌めづらいので実際の運用は不安が残る。
リピートしたタイヤ。
IRC RBCC 23C ★★
第三世代のRBCC。ここからチューブレスの嵌めにくさが改善していきます!タイヤとしては、グリップ感は良い一方で、空気圧を下げるとネットリ感というがベタッと感が出て好みに合わない。体重58㎏の私が、空気圧7BAR以上で運用したほうが好みだった。そうすると振動吸収性はfusion3に劣る。転がり抵抗も悪くないが良い方でもない。穴が開いてもhutchinsonのチューブレスタイヤ用パッチを貼れば治る。4000キロ以上乗ったのにあんまり印象に残っていないタイヤ。5000キロは持ちそうでした。(多分私が高グリップタイヤが好みに合わないせい。RBCCのLIGHTバージョンだと合うかもしれない)
但し、ウェットグリップに強いと感じるので、雨の日ならこれを選びます。
リピートはしませんでした。
SCHWALBE PRO ONE 23C/25C ★★★★★
転がりの良さを思いきり感じるタイヤ。チューブレスにしては軽量(23cで実測245g)でヒルクライムも明らかに楽。一言でいうと最高!チューブレスイージーだが、シーラント入れなくても1500キロは走れた。その後は空気漏れが発生してシーラントを入れた。結局4000キロ以上乗れたのでハイエンドタイヤにしては耐久性もある(5000キロでも行けたと思う)。但し、貫通パンクするとチューブレスタイヤ用のパッチが貼れない構造(タイヤの裏が凸凹)になっているので、修理不可。しかし、貫通パンクなどもRBCCなどと同様に発生しづらく、 グラベルに突っ込んでもまず大丈夫な耐パンク性もあるのでお気に入り(貫通してもシーラントで塞がればそのまま乗れます^^)。あと、23Cと言っても実測は24-25Cある感じで太め。但しウェット時のグリップは少し怪しい(滑ったことが一度だけあるので、マンホールなど金属に注意して乗りましょう)。ドライ限定なら、転がり抵抗、振動吸収、耐久性の三拍子そろった本当に最高のタイヤ。
何本もリピートして8本くらい使ってますwww
HUTCHINSON FUSION5 PERFORMANCE TL 23C ★★☆
試したのは11stromになる前のピュアチューブレス版。3本ぐらい使いました。空気圧高めが良いチューブレスタイヤ(指定空気圧7気圧以上)。最初はパッとしない印象だったが、乗り込むにつれて悪くない印象に。但し転がり抵抗と軽快性はシュワルベPRO ONEに劣る。急制動でコンパウンドが剥げたのでゴムはちょっと弱め。 自分的にはタイヤにコシがあるfusion3みたいなのを期待したら、そんな感じではなくタイヤ全体で振動を鎮める感じ。 ネガティブなことばかり書いたけど、しっとりした走りのバランスが良いタイヤ。私はRBCCより好き。グリップは良いけどネットリするほどではない。石は弾き飛ばすような固さではないけど、ケーシングが頑丈でパンクはしない。狙ってバランスを取っているのでしょうが、そう考えると相当にスゴイと思う。要するにノーマルの旧RBCC(ネチョネチョする)とPRO ONE(乾いた感じの走り)の間がいい人向けのタイヤ。但し、グラベルには全く向いてません。こんなことになりますwww↓
きっとギャラクティックや、チューブレスレディ・バージョンはとても良いんだろうなー。
SCHWALBE PRO ONE ADDIX TLE 25C ★★★☆
2020年の最新型のシュワルベプロワン。乗り心地がチューブレスのように変更され、C19リムに最適化されています。ADDIXコンパウンドに変わったことで、転がりは旧型の乾いた感じから若干モチモチ系へ変化。コンパウンドだけじゃなく、ケーシングがシッカリ仕事をしていて、コーナリングの感触が凄く良くなっています。旧型と異なりシーラントは必須になりました。また、マヴィックのUSTホイールにも問題なく入ります。転がり抵抗は旧型とあまり変わっていないように感じました。
※タイヤサイドからシーラントが漏れる症状が散見されます。ちょっと製造の安定性に欠ける様子。→カフェラテックス60cc入れて走り回ればシーラント漏れが収まりました。
MAVIC YKSION PRO UST 25C ★★★☆
HUTCHINSONのチューブレスレディタイヤと基本一緒。但し、耐久性はMAVICの方が良くパンクしづらい印象。重量もHUTCHINSONの FUSION5 TL パフォーマンス より少し重い。しかし、FUSION5はトレッドが弱かったので、この方がバランスが良くていいですね!
USTホイールとセットだと作業性含めて好印象だけど、他のハイエンド・チューブレスタイヤと比べると少し「転がり感」が劣る印象。2020年度のIRCがとても良く出来ているので、そっちに変えたほうが幸せになれそう。
IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT 23c ★★★★
IRCの2020年度版の超軽量チューブレスタイヤ。実測207g。30ccのシーラントで安定。ビード部の作りは新型のシュワルベプロワンよりはるかにしっかりしていて空気の抜けも少なく安定して非常に好印象。一言で言うと、チューブレスタイヤとしての完成度が高い。
転がりも良く、グリップも最高でしなやか。そして超軽量と、かなりのお気に入りタイヤ。新シュワルベプロワンより少し固めだけど、それがまた良い。
ナローリムのホイールを持っているなら、23cの無くなった新シュワルベプロワンよりこっちのほうが良さを味わえると思う。かなりのお気に入り。空気圧高め(7bar以上)を推奨します。
SCHWALBE PRO ONE ADDIX TLE のエア漏れが大きめで、安定性に欠ける部分があるので、次はこちらの25Cを導入しようと思います。
IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT 25c ★★★★☆
気に入ったので25Cも導入。これ、本当にお気に入り。25cでも実測215gと驚きの軽さ!(もう一本は220gでした)
このIRCのタイヤは、しばらく走ってからの方が転がりが良くなり性能が落ち着いていい感じになります。空気圧は6気圧程度で運用中。
そして、この軽量タイヤで林道も走っていますがパンクもせず優秀。極めて満足度が高いので★5個に値するタイヤ。→その後、GP5000sTRの方が上だったので評価をさげました(^^;
IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT 28c ★★★
上二つがあまりに気に入ったのでZIPP303s様に導入したS-lightの28c。実測重量は262gとそこまでの軽さは無くなってしまった。しかし、相変わらずガンガン林道やグラベル走ってもパンクはしてない。
で急に良い評価じゃなくなっている理由は、このタイヤ、フックレスリムと合わせると転がりがあんまり良くない。
そもそもIRCって低圧運用するよりしっかり空気を入れたほうが良い感じがするタイヤ。それを低圧運用しようとしたのが恐らく間違い。自分の好みの感じじゃないし、転がりもイマイチ。個人的な好みかもしれませんが、フックレスリムにはもっとしなやかなタイヤ(GP5000sTRやミシュランPOWERCUP、グラベルキングTLCもイイ)を履かせた方が良いでしょう。
※HOOKLESS版のIRC S-LIGHTが発売されました。カタログ上では5g重くなってより低圧対応になっています。私の試したのはHOOKLESS版ではないタイプです。
パナレーサー GravelKing(グラベルキング)TLC 32c ★★★★☆
グラベル用のチューブレスレディタイヤ。カタログ重量290gのところ、実測276g!フックレスリムとも相性良く、ぴったり収まる。タイヤが太いので、シーラント60cc入れてピタッと安定。グラベルバイクに取り付けたフックレスリムホイール×3気圧程度でも、ロードバイクと遜色ない非常に良い転がりを感じます。舗装路も走るグラベルバイク用のタイヤとして、総じて不満が無いタイヤです。
パナレーサー GravelKing SS TLC 32c (グラベルキングSS)セミスリック ★★★
セミスリック仕様になってカタログ重量320gになったグラベルキング。実測は321g。ノーマル版に比べると転がりに若干引っ掛かりを感じる。明らかにサイドグリップが良くなるのがメリット。
とはいえ、グラベルキングを履かせたグラベルバイクとノーマルのロードバイクを比較すると平均で時速1km/hくらいの差だったのでかなりグラベルキングは優秀なタイヤ。詳しくはこちら↓
Veloflex Corsa Race TLR(ヴェロフレックス・コルサレース・チューブレスレディ)★★★★
遂に発売されたあのveloflexのチューブレスタイヤ。25cで実測223gと軽量。そして特筆すべきはその素晴らしいライドフィール!自分のバイクのグレードが上がったかのように感じます。とっても気に入りました!値段は高いけど、その価値があります。
その素晴らしいライドフィールだけなら★6個に値するタイヤですが、問題は扱いの難しさ。チューブレスタイヤに慣れていない人が使うべきではないタイヤです。ということで★4つ。転がりはミシュランやGP5000sTRの方が上ですね。
Continental GP5000 s TR(コンチネンタル・グランプリ5000s・チューブレスレディ)32c ★★★★★
GP5000のチューブレスレディ版です。これは最高のタイヤ!グラベルキングSSと同じ重さですが転がり抵抗の低さは段違いに低い!ノーマルのグラベルキングよりもちろん滑らかに転がる。グリップも良くしなやか。是非フックレスリムに合わせて使いたいタイヤ。30cも乗ってみましたが非常に良い!価格以外はパーフェクト!タイヤの持ちも下のミシュランPOWERCUPより良い印象。
MICHELIN(ミシュラン)POWER CUP(パワーカップ)TLR 25c ★★★★★
ミシュランのチューブレスタイヤ、POWERCUP TLR。GP5000sTRと甲乙つけがたい。転がりが良く、シーラント30ccでしっかり空気圧が安定。25cで実測257gと軽量(なのに 28c相当に太くなる)。使い勝手、軽量さ、速さを兼ね備えたタイヤ。低圧でも転がりが悪くなる印象はない。耐久性も十分に感じるけど、比較すると GP5000STR より少し劣る印象がある(比較的早めにゴムにひび割れが発生する)。ただ一方で価格はこちらの方が安く、手を出しやすい最高性能。
最初、★4.5にしていたけど★5に修正しました。減点していたのは乗り始めで空気圧が高めだとかなり固い印象になったから。しかし、のっているとタイヤが伸びてかなりしなやかになって大満足。リピートしてます。
MICHELIN(ミシュラン)POWER CUP(パワーカップ)TLR 28c ★★★★☆
ミシュランPOWERCUPの TLRの28c。転がり抵抗は最高レベル。実測283g。めっちゃ良いタイヤ。減点理由は、25cに比べて実はそんなに太くならないのに26g重くなるから。自分としては、POWERCUPは 25c の方が軽快感があって好み。
VITTORIA(ヴィットリア)CORSA PRO CONTROL TLR(コルサ プロ コントロール・チューブレスレディ)34c ★★★
パンク耐性が高いというコルサプロコントロール。砂利道にガンガン突っ込んでも平気だし決して悪いタイヤではない。とはいえ、転がり抵抗は他のレーシングタイヤに比べると劣ってしまう。正直、GP5000sTRでも十分な耐久性があったので、この高価なコルサプロコントロールの存在意義は難しい。コットンケーシングが特徴だけど、フィーリングの話をするなら乗り味の楽しいグラベルキングRの方が安い。非常に高価なタイヤなので VITTORIA好き以外におすすめしづらいタイヤ。
パナレーサー GravelKing(グラベルキング)TLC 38c ★★★★☆
旧バージョンとなるグラベルキング38c。現行よりも重量が軽く実測で323g。走っても38cなのに軽快。とても良いタイヤです。
パナレーサー GravelKing(グラベルキング)X1R 45c ★★★★★
しなやかで軽量なグラベルキング「R」。このタイヤのしなやかさはVELOFLEXに通じるところがあって、乗っていて楽しいのが良い。スリックほどではないけど舗装路の転がりもなかなか優秀。かなり気に入りました。
転がり抵抗の比較
GP5000sTR>=POWERCUP>VELOFLEX CORSA RACE TLR=IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT=GRAVEL KING TLC=新PROONE=旧PRO ONE>YKSION PRO>GP4000S>=s-works=FUSION5>FUSION3=旧RBCC>evo3
体感でも https://www.bicyclerollingresistance.com/ の結果とほぼ同じですね。但し、IRC S-LIGHTはフックレスリムで低圧運用するとイマイチです。
乗り心地の比較
VELOFLEX CORSA RACE TLR>POWERCUP>GP5000sTR>新PROONE>YKSION PRO>IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT>FUSION3= FUSION5>= 旧PRO ONE> 旧RBCC>=S-WORKS=シュワルベONE>evo3>GP4000S
これに関してはVELOFLEXがダントツの一位。ミシュランのPOWERCUPも低圧にすると、とてもしなやかで転がり抵抗が悪くならなくて良い。
ナローリムならIRCの2020年度版のタイヤも、23cながらしなやかで十分に良いです。ナローリム(C15、C17リム)の場合、私はチューブレスでも空気圧高め(6.5-7気圧)が好み。fusion5やpro one はチューブがない分エアボリュームが多く、空気圧7気圧くらいでも十分快適。シュワルベPRO ONE は乾いた乗り心地で速度の維持がしやすく、Fusion5はしっとりした乗り心地で振動がトンと一発で沈む感じ。S-worksはクリンチャーにしてはしなやかで良い乗り味。
VELOFLEXは空気圧を下げても転がりが悪くならない印象。路面からのノイズが消えます。
フックレスリムとの相性
フックレスリムと合うと思うタイヤは、MICHELIN POWER CUP、GP5000sTR、グラベルキングTLCですね。低圧でも転がりが悪くなりづらい印象。
耐久性の比較
5000キロ FUSION3=GP4000S=旧RBCC>旧PRO ONE=新PROONE=GP5000sTR>IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT=POWERCUP>VELOFLEX=FUSION5=GRAVELKING TLC(3000キロ)>S-WORKS 2000キロ
好みの順だと・・・インプレまとめ
GP5000sTR=POWER CUP>VELOFLEX CORSA RACE TLR>>IRC FORMULA PRO TLR S-LIGHT>旧PRO ONE>新PROONE>YKSION PRO>FUSION5>FUSION3>S-works >旧RBCC >GP4000S>EVO3
GP5000sTRが最高に優れています!また、ミシュランのPOWERCUPも最高のタイヤの一つ。
入手性が良く完成度が高いのはMICHELIN。入手性は悪く、取り付けも難しめですが乗り心地が最高なのがVELOFLEXです。でも、速さを求めるならGP5000sTRを。コーナリングも軽い!太いタイヤならグラベルキングTLCもとてもイイ。
見ると分かると思いますが、私は乗り心地でクリンチャーには戻れないチューブレス派です。これに慣れるとどうしてもクリンチャーのゴツゴツ感が好きになれない。よく言われる運用面は、面倒と思わない。そこはトラブルが起きたときに問題を特定できるかによります。シーラント入れれば解決する問題なのか、バルブコアが劣化してスローパンクとかもあります。今のチューブレスはリムにはめるの楽ちんですよ。本当にパナレーサーのEVOより余裕ですよ。
オススメはミシュランPOWERCUPとGP5000sTR。速さよりライドフィーリングならVELOFLEXを。
↓タイヤの取り付けにはシュワルベのタイヤレバーがオススメです!
↓最新のチューブレスタイヤの転がり抵抗の比較はこちら
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